集団痴漢 8
「おおお・・・そろそろイキそうだぜ」
そう言うと男の腰の動きが早まった。
男の肉は電車の揺れに合わせ下からどんどん突き上げてくる。悲鳴をあげることも出来ずに淳はただ涙を流していた。
絶望と快感だ。
男の腰がスピードを上げる。
『次は〜〇〇駅』
「ち、着いたか」
そう言うと最後とばかりに淳を激しく突き上げた。
淳の身体が持ち上がるほど深く突き上げられ、そして大量の精液が流し込まれた。
「…っはぁ、どうだ?すげーだろ?お前の中に搾り出してやったぜ」
淳はただ虚ろな目から涙を流していた。
ガヤガヤと大勢の人が下車していく。
淳は慌ててズボンを乱暴に履くと、鞄で前を隠し電車から降り走った。
もつれる足、そして太股を伝う生暖かい液体。
淳は必死に走り駅のトイレに駆け込んだ。
「…はぁ、はっ、…――っく、うぅ……っ」
視界がグニャリと歪み、滝のように淳の頬に涙が伝う。
自分の身に何が起きたのか、理解し難い現状………淳は誰もいないトイレの洗面台で嗚咽を漏らしていた。
―――コツン
不意に靴音がしそちらを見る。
そこにはスーツを着た若い男性がこちらを見ている。
淳に言い知れぬ不安が襲った。
全身が凍り付くような思いだ。
男の後からさらにもう一人顔を出した。長髪にタンクトップ。
自分へ向けられる目付きに淳は確信した。この男達はさっきの痴漢集団の仲間だと。
淳は飛び出した。ゆっくりと近付く男達の隙間から出口へ向かおうとするが、筋肉質な腕で簡単に捕まった。
「な、なにを…」
言い終わらないうちに口を手で塞がれ、奥の個室へト連れ込まれてしまった。
「一人相手にしたくらいで『終わり』と思うなよ」
「これからだぜ、ボウズ」
淳の頭の中は真っ白だった。
「なっ…なにすんだよ!?離せ!」
俺は必死になって男達から逃げようとした。しかし、さっきの行為のせいで思うように体が動かない。
すると、スーツ姿の男が俺の顔に近づいてきた。
「ふん、威勢のいいガキだ。だが…
さっき気持ちよくなりすぎてしまったのか、体がまだほてってるようだな…。」
言い終わると同時に、俺のズボンのファスナーを開け、俺のモノを下着ごしに指で這わす。
「んっ…」
たかだか指で這われただけなのに、すごく感じてしまう。
「いい声だ…。もっと激しくしてやるから、存分に鳴け…。」