集団痴漢 33
ホームには人が溢れ返っていた。
見覚えのある男を確認し、淳と大介は後に続いた。
揺れを利用して密着し、、挑発するように男の前後から二人は身体を擦り着けた。
しかし男は微笑むだけで、何もしてはこなかった。
尻に触ることも無ければ、欲情を示すペ○スに触れることも無かった。
「ど、どうして?・・」
業を煮やした淳は、問いつめるかのように男に言った。
「お前ら、慣れちまった・・もう、俺らの範疇を越えちまった・・」
「え?」
「ヤラれることを期待するような子は、面白くはないんだ」
男は淳の髪を優しく掻きむしった。
「そういう、身体にしたのは俺たちなの癖に・・すまんな・・」
その声は、どこか寂し気だった。
男は"アバヨ"とでも言うかのように右手を揚げ、次ぎの駅で降りて行った。
呆然と2人は車内に残された。
期待した身体は今だ疼き、下着を着けていない制服の頂きには先走り液が染み出し、漏らしたかのように濡れていた。
「おい、どうする?」
大介の火照った顔が覗き込んでくる。
「ここでお前をやってもいいけど・・」
淳は大介のペ○スを握り込んだ。
「あぁ〜ん」
漏れる大介の吐息・・
それに恥じらいは無く、男の言った言葉が淳には分かった。
辺りを見回すと、ドアの前に真新しいリクルートスーツを身に纏った男が携帯を弄っていた。
かなりの好青年で、それは少し大介に似ていた。
淳は大介に目配せすると、ドアに向かい人を掻き分けた。
黒目がちな童顔…
スーツを着ていなければDKだって言っても通じそうだ…
携帯に気をとられ、淳と大介が間近に来た事にも気付かない青年…
混雑にかこつけ、前後から身体を密着させる。
それでやっと気付いた青年は、
「ん?」という表情を浮かべ身体を捩る…
「す、すみません…」
淳は青年にだけ聞こえるか細い声で、顔を赤める。
"ううん…"と、気にするなと言わんばばかりに頭を左右に振る青年…
乗車率100%超えの車内では致し方ないのは分かっているようだ…
気を良くした大介が青年の臀部に自身を擦り付ける…
それに気付いた青年はビクっと尻肉を窄め力を入れる…
流石にそれが勃起していると分かったようだ…
「ご、ごめんなさい…見境なくて…」
背後から息を吐く大介…あくまでも下手に謝る
「気にすんな…2人とも高校生だもんな…当然だ」
勃起は仕方ないとばかりに、"兄貴"を気取る青年。
血気盛んな高校生でなくても、満員電車で勃った経験は少なくとも男だったら誰でもあると言わんばかりに…
「助かります…余裕なくて…」
青年の腰骨に自身の勃起を密着させる淳…
大介は大介で青年の尻の割れ目に勃起した竿を滑り込ませる
…
「ぅお、おい…」
余裕ある発言をしたものの、これには戸惑いを見せる青年…
同じ男である自分に、性的な昂りをみせている2人のことが信じられなかった。
「恥ずかしいです…抑えきれなくて…」
更に尻肉の割れ目に勃起した肉棒を摩り付ける大介…
淳は淳で甘い吐息を青年の耳朶に吹きかける。
「若いから仕方ないけど…女にこんなことしたら捕まるぞ、お前ら…」
淳と大介にサンドイッチの具状態にされた青年は、2人を諫めるように言う。
「お兄さんでよかったです….同じ男ですから分かってくれますよね?」
淳は"同じ男"という部分で、青年の股間を確かめように触る。
「ま、まぁ俺も男だから分からなくもないが…」
淳が触る手から逃げるように腰を引くと、尻の肉棒が更に食い込む…