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集団痴漢
官能リレー小説 - 同性愛♂

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集団痴漢 28


(よかった・・)
大介は溜め息をつく。
それはゴムが外れたことよりも寧ろ、淳に見られないでよかったと思う、安堵の溜め息だった。

指に纏わりついた自身の精○・・
それは指を開けば糸を引くほどに、かなりの粘着を持っていた。
昨晩より何度となくいかされた筈なのに、その密度の濃さは普段と変わることなく、
その色は何日も溜め込んだ時のごとく、薄く黄味がかっていた。
(ちっ・・汚ねーな・・)
大介は軽く毒付くと、それを拭うべくトイレットペーパーを手にするが、既にそれは使い果たしていた。

開きっぱなしの淳の学制鞄・・
その中に押し込まれるように入っている白布を、大介は何気に手に取った。
「あっ・・」
大介は目を丸くした。
それは、幅広の腰ゴムが伸び切った、ボクサーパンツだった。

「あいつ、履いてなかったのかよ・・」

幾分かの温もりを残したそれが、洗濯し立てではないことは、大介にも容易に分かった。
しかも股間部分がかなり湿っていた。
大介は恐る恐る鼻を近づけ、くんくんと小鼻を動かしてみた。
きつい臭いは無い、それに尿臭も感じ取れはしなかった。
(とすると・・)
大介は高々とそれを掲げた。
これ程までに、使い物にならなくなったボクサーパンツを見たことがなかった。

先走りの汁をこんなにも染み込ませ、ただの布切れに変貌したボクサーパンツ・・・
それは淳が、車内でどれ程の恥辱を受けたのかを物語っているように思えた。

(「俺、一緒に居るから」)と、言った自分の言葉が脳裏に蘇った・・

(ごめん!淳!)
大介は淳のボクサーパンツを両手で握り締め、祈るかのようにその拳を額に当てがった。
親友…その言葉は嘘ではない。昔から淳とはいつも助け合ってきた。
学校で叱られる時も、勉強で苦しい時も、病気で寝込んだ時も、部活で怪我した時も…お互いのピンチにはいつも一緒にいたのに。
(淳…)
申し訳ない気持ちで閉じていた眼を開けボクサーパンツを離す。
そのとき大介はふと壁の上側を見上げた。
そこには自分を見下ろす親友の顔がある。目が合ったとき、2人とも心臓が飛び出そうになった。
隣からは慌ててガタッと滑り落ちる音が聞こえ、大介も慌ててそのパンツを鞄へと戻した。
しかしお互いにもうバレてしまっていることは承知できていた。

シン…と気まずい空気が十数秒流れ…ガチャッとドアを開けたのは淳だった。
気まずそうな顔で大介を見る淳。
すかさず大介はいつもの明るい声で、申し訳なさそうに言葉を発した。


「ご、ごめんな、淳!お、おれ、トイレットペーパー無くて、その、目についたのがコレで…」
「大介…」
「あ、あっ、えと、別にその、顔に近づけてたのは…その、…ご、ごめん!淳!」
「ち、違う、大介…」
「お、俺、お前と一緒にいるとか言ってたのに、一緒に居れなくて…淳、スゲーきついことされたかもしれないって思ったら…自分が嫌になってさ。お、俺、すっげー情けなくなって…本当に、マジで淳、ごめん!!」
「ち、違うんだ、大介、謝るのは俺だよ!」

やっぱり大介はこんなやつなんだ。すぐに庇ってくれる、気を使ってくれる。
自分だっておっちょこちょいのくせに、俺のことばっかり考えて…だから親友なんだ。
大好きな…。

「俺の方こそ…ごめん、大介…」
「え…」
「大介を巻き込んだ。本当なら俺一人我慢してれば良かったのに、大介を…。こんなツライこと、背負わせた」
「な、何言ってんだよ…!バカ!んなこと気にしたら怒るぞ!」
「それに!!…俺、見てたんだ…さっきからずっと、大介を」
「え…?」
「チ○ポ…の…とこから…。」
「っ……」
「ごめん…でも…ホントは、ホントは…」


淳の思考はもう限界だった。もう…やけくそで…本能に支配されそうになっていた。

「俺…大介の裸…見たくて…覗いてた…」
「…」
「大介の事…考えてるとさ…熱くなるんだ…さっき俺、電車で…出してないから…」
「お、おぃ…」
「出したくて、出したくてたまんなくって…大介見てたら…大介を考えてたら…すっげーエロい気分になるんだ…」
「淳…」
「…オレ、ヘンタイだよね…でも…我慢できないんだ…大介…!!」

ガシッと大介に抱きつく淳。驚きのあまり何もできない大介。
これで友情が壊れても…もう、構わない…そんな気持ちで淳は本能に従っていた。
大介をがっしり抱きしめた淳は、お互いの股間同士を触れさせた。
2人のペ○スは、淳の先走りと大介の体液でベトベトとヌルヌルと絡みついていった。

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