集団痴漢 27
その見て呉れは、中程が膨れ上がり、“水風船”のようでもあり“末成り瓢箪”のように見えた…
こんな情けない状態の自身を、いくら気心知れている淳とは言え、見られたくは無かったのだ…
それは思春期真っ只中の…ソコのサイズやビジュアルを最も気にする年頃の男としてみたら、当然と言えば当然だった。
「ぃてぇ・・」過った爪が皮を刺す。
それでも、ソコの痛みは幾分かは和らいでいた。
勃ち上がっている時こそは、包む皮を命一杯に引き上げられたそれ故に、千切れるような痛みを感じはしたが、それも芯を無くした今は…随分と緩和されてはいた。
その茎を握り込むと、ソコはグチュリと音を立てる…
撓垂れるソコを、皮中で滑稽に膨らませているのは…大介自身が放出した…自身の精液だった。
洋便器に片足を上げ、淳は尻を突き上げていた。
第二間接まで入れた指は、もう中の男種を拭うことは忘れ、只ひたすらに感じる箇所を見つけるべく、捏ねくり回っていた。
溢れる吐息は、ハンカチを噛み締めることで、何とか殺すことはできたが、
前と後ろから奏でる、そのクチュクチュという卑猥な音は抑えることはできず、
大介に気付かれはしないかと、気が気ではなかった。
それでも、車内から刺激を受け続けた淳の身体は、それを止めるさえ出来ない程に、昂っていたのだ。
脳裏には大介がいた。
日に焼けていない肌色のお尻・・
膨張し天を向きそそり立っていたあのペ○ス・・
その思いは銭湯で何気無く見た、大介の裸体にまで及んだ・・
引き締まり、薄っらと全身に筋肉を張り付けていた大介の裸体・・
硬そうではあるが、直毛の豊かな陰毛・・
そして、色淡く脈道を透かし見せていたあのペ○ス・・
「ぃてぇ・・」
ドア外から小さく発せられた大介の声に、淳はビクリと反応した。
大介はすぐそこにいるのだ。
それも下半身を晒し、ペ○ス丸見えの状態で・・
淳はゴクリと喉を鳴らした。
大介の身体を見ながら、イキたいと願う思いが込上げた。
便器に乗せた片足に力を込める。音をたてないよう慎重に便器へ体重を移し、両足を乗せることができた。
個室の壁は天井との隙間が広い。きっと今は大介も下半身に夢中で上なんか気にもしないだろう。
頭を少し出すくらいなら…覗くくらいなら…。
淳は便器の上に立つと、隣にいる親友を覗きこんだ。
大介は先ほどとは少し違う位置で股間を弄っていた。ちょうど淳からペ○スが丸見えになる。
淳は自身にあてた手をを厭らしく動かしながら親友の股間へ目を移した。
(え・・・・?)
そこにあるのはだらりと垂れさがった若々しい陰茎…。
しかし皮を先で結ばれ、水風船のようにぷくりと膨れ上がっている。
(な、なんだ?)
大介は必死にその先の枷を外そうともがいていた。
さらっと生えている陰毛が揺れる。腹にあるくっきりとした日焼けの跡には汗が滲む。
表情は、あのとき…電車内で見たように頬を赤らめている。
「っし…」
小声で大介がつぶやいた。先を結んでいたゴムがぷつんと外れる。
と同時にダムが決壊するかのように溢れ出す液。
その、幼さを残す陰茎の皮の中から、ドロッと溢れてくる白濁の液。
大介の…このやんちゃな親友の体内で作られた、男の証。
「…んっ」
押し殺した声を上げて、大介は皮を剥いていく。
溜まっていた自分自身の液体が垂れ、その両手に厭らしく纏わりついた。
(…大介…)
大介のその痴態は淳の中の何かに火を付けたようだった。
その親友の姿に身体中が熱くなり思考がパンクしそうになる。
大介の、精○で厭らしく濡れた指先、滴り落ちているペ○ス、汗が滲んでいる身体、赤く火照っている顔…。
淳は無意識のうちにア○ルへ這わせた指の数を増やし、その出し入れが激しくなっていた。