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集団痴漢
官能リレー小説 - 同性愛♂

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集団痴漢 26

大介は学ランの上着を肩にかけると、人気の無い小道を、黙って先に歩んだ。
その大介の背に、淳も慌てて続いた。
日はとっくに朝の輝きを見せているというのに、切れかけた電灯は消えることなく、今だチカチカと光っていた。
昨日までこんな所に公園があり、ボロいトイレがあることすら知らなかったのに・・と、淳は思う。
あんな場所で、同性である男たちから恥ずかしめを受け、そんな悍ましいとしか言えない世界に、大介まで巻き込んでしまった・・
淳は自分が受けた行為よりも、そのことに憤りを感じずにはいられなかった。
(せめて自分と同じように、大介もそこに何かを見つけ出していてくれれば・・・)

淳の視線は、自然と前を歩く大介の尻を見ていた。
どこか、歩き方が普段と違って見えるのは、自分と同様に、穴にあった存在感が今だ消えてはいないのかもしれなかった。

腰で絞められた布ベルトの上から、シャツに透けたボクサーパンツのゴムが薄く見えた。
筋トレで鍛え上げたそれはキュッと引き締まり、尻丘には歩行に合わせて交互に窪みを作っていた。

淳は内股に、ツゥーと男の液が流れ落ちるのを感じた。
その生温かさに皮膚がゾクりとし、同時に肉襞がきゅっと蕾まった。

制服のズボンに染みだしてはいないか?と、淳はあわててトイレに駆け込む…
その途端、その臭いに顔を歪めた。
トイレと言えども、それは排泄臭だけでは無かった。
男なら誰でも馴染んだ、あの特有な臭い…

剥き出しのコンクリートに、まだ乾くことなく滑りを持って付着した白濁の液…

それは昨晩、自分たちに向けられ放出された、多くの男達のそれであり、
この中には自分と大介の発した精液も紛れもなく存在しているのだ…
今さらにして淳は、昨晩の惨事を思い知らされ、鼻奥がつーんと白んだ。

「別の公園に行くか…」
大介はそんな淳の肩を、誘うかのように強く掴んだ。
肉襞がパクりと口を開け、溜め込まれた精液がどろっと内股に伝い流れた。
肉幹がピクリと頭をもたげる…
車中であれ程までに昂っていたというのに、淳を射精にと誘ってくれる男はいなかったのだ…
「こ、ここでいい…早く拭こう。大介、そっち向いて」
「あ、ああ…」

これ以上は我慢できそうになかった。お互いに背を向け、ズボンとパンツを下げる。
淳の肉穴は男たちの液体を今にも吐き出しそうに疼いていた。
トイレットペーパーで自分自身の体を拭き上げていく二人。
(俺…変だ…おかしい…)
淳のソレは確実に膨張を始めていた。男たちに弄ばれた穴を拭くたびにピクリと反応を続けている。
中の液体を出そうと穴を広げ指を入れる。気持ち悪いはずなのにジンジンと熱を持っていく肉棒。

淳はチラリと後ろを振り返った。少し前かがみになって股間を拭いている大介の後姿だ。
背中は制服で覆われているが腰から下は何も着けていない。
腕や太ももの真っ黒な日焼けとは対照的に肌色のお尻が丸見えになっている。
小さくてキュッと引き締まっている。
ずっと前からの親友。プールや銭湯にだって一緒に行ったことがある。
いまさら大介の裸を見たところで何も感じない…はずだったのに、今日は何かが違った。
さっきまで自分と同じように、このお尻の中には男の肉が突き刺さっていたのだ。

激しく出し入れをされ、今も中には男たちの種が植えつけられているのだ。
そして初めて見た、大介のペ○ス。膨張し天を向きそそり立っていたあのペ○ス…。
厭らしい表情で喘いでいた大介が…今はいつも通りの親友の顔に戻っている。

(俺…なに考えてんだよ)

淳は慌てて目をそらし、拭き上げを続けた。
しかし、親友の臀部を見ながらその痴態を思い出していた淳の肉棒は、ビクビクと膨れ上がってしまっていた。
(俺…ヘンタイだ…)

「大介…」
「…ん?」
「あ…えっと、俺、となりの個室に入るね」

大介の返事も聞かずに淳は隣の個室へ入り鍵をかけた。
これ以上大介と密着していると変になりそうだったのだ。

「あ、おい、…大丈夫か?淳?」

隣からかけられる優しい声。いつも通りの親友の声。

「うん。大丈夫。」

淳はそれに応える。
大介と親友で良かった…そう思いながら…淳は自分自身へ右手を伸ばした。
ゆっくりと上下へ擦り始める。音をたてないように…隣の親友に気づかれないように…。


(恥ずかしいのか?・・)
大介は、自分を避けるかのように個室に入った淳のその行動に、釈然としない思いを抱いた。

しかしながら大介自身も、この状態を淳に見せるには戸惑いを覚え、背を向け、巧みにソコを隠していたのだ。

個室のカギの金属音が辺りに響いた途端に、大介は待っていましたと言わんばかりに、自身の身体を繁々と見下ろす。
臍から下部に掛けて、赤く腫れた無数の痣・・それは唇の吸引でつけられたものだった。
舌で撫でつけられた陰毛は今だしっとりと濡れ、普段から縮れの少ない大介のそれを、濡れ光らせていた。

そして自分自身・・・

(っ・・たく・・)
大介は両手を宛てがい、指先に力を込めた。

伸ばされた包皮は、その先端で何重にも回し止めた輪ゴムに、爪先すら入らない程に、きつく拘せられていた。

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