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集団痴漢
官能リレー小説 - 同性愛♂

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集団痴漢 14

それは見知らぬ二人の男だった。

「あれ?この子昨日の奴とは違うな」
「誰だ?」

(それはこっちの台詞だ)と大介は思いながらも、戸惑いのあまり何も行動出来ずにいた。

「お、淳くんは中でやってんじゃん」
「…じゃお前誰?淳の知り合い?それともただの覗き魔か?」

「ち、ちがっ」

やっと声を出せた大介。

「ま、どっちにしろ見ちゃったからにはこのままじゃ帰れないよ」
「余計な散策しなけりゃ良かったのにな」

両手で肩を掴まれて引き寄せられる。

「ちょっ、やめて下さい」
大介も抵抗するが、大人二人にはかなわない。
男はそのまま大介をトイレの中へ連れ込んだ。

「よ、新しい獲物連れて来ちゃった」

男たち、そして液体を顔に浴びた淳がその方向を見る。
そこにはさっきまで一緒だった親友の姿があった。

「だ、大介!?」
「淳…何やってんだょ…」

淳は頭が真っ白になり、大介も淳の姿を間近で見て更に困惑していた。

「お友達か…玩具は1人で良かったけど。まぁ2人くらい居た方が面白いかな」

髭の男が大介を眺める。短めに切った髪、日焼けの顔、軽いニキビと白い歯、そしてサッカーユニフォーム。

「こいつも結構イケそう」

不適に呟いた。
大介は身の危険を感じ、後退ったが男の一人が大介を後ろから羽交い締めするようにして腕を取った。
「何すんだよっ……!!」
じたばたと暴れる大介の前に、もう一人の男がニヤニヤといやらしい笑みを浮かべながら近付いて来た。
「何って……愉しい事だよ、とってもね」
まるで小さな子に言い諭すような、馬鹿にしたような態度で男は大介のズボンを脱がそうとした。
「止めろよっ……嫌だ!!」
じたばた暴れる脚を、男の一人が抑えた。


「止めろっ……大介は関係ないだろっ!!」

そう叫んだのは精液塗れの淳だった。
髭の男はそれをどう思ったのか笑い、他の男達も続く。

「麗しい友情だなぁ……だったら、お願いしてみろよ」
「え……?」

戸惑う淳と大介に男の卑怯な言葉が続く。

「もしお友達を助けたいなら、一生俺達の性奴隷として生きたいです、他の人にしないで自分を虐めて下さいってな」
「そんなっ……」

元々よくなかった淳の顔色が更に青ざめた。

「それとも、自分の代わりに大介ちゃんを差し出しますから許して下さいってのでもアリだけどな?」


さあどうすると、周りの男達も興味津々で淳がどう答えるか嬉々として待っていた。

「そんな……」

羽交い締めされたままの大介を見遣った淳はどうしたらいいか解らなくなっていた。
(どっちを選んでも地獄じゃないか)

大介もまた、自分の運命がどうなるのか不安げだった。
もし淳が自分を男達に売ったら、自分はどうなってしまうのかと、考えるだけで怖かった。

「さぁ、どうする?」

男達は、酷く愉し気だった。

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