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集団痴漢
官能リレー小説 - 同性愛♂

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集団痴漢 11

帰り道もあの電車に乗らなければならない。
また…いるかもしれない。
淳は迷った。少し長いけどいっそ歩いて帰ろうか?
親は朝から夜まで仕事だから迎えに来てもらえない。
タクシーやバスなら安全だろうか。
考えながら駅に着く。しかしやはり怖かった。

そのとき。

「おい、淳!」

ビクッとして振り向くとそこに居たのは大介だった。
サッカーのユニのまま、鞄を持っている。

「だっ、大介…」
「どうしたんだよ?ビビったみたいにさ」


真っ黒の顔に白い歯が浮かぶ。人懐っこいニキビ顔が淳を恐怖から救い出した。

「な、なんでもないよ。それより部活は!?」
「俺も抜けてきた。」
「いいの?また麻生ゴリラにシゴかれるよ」
「了解とったって!お前が心配だったんじゃぁ〜ん」

淳はクスッと笑って「ありがと」と言った。
正直大介が来てくれてとても助かった。

「で?電車、乗らねぇの?」
「え?うん、今から乗るとこだし」

淳と大介は家が近くなので一緒の電車なのだ。
二人は電車に乗り込んだ。
淳は周りを見渡すが、混んでもいないし例の男達の気配は無かった。

しかし、降りる駅が近付くにつれてだんだんと人が増えてくる。
さらに、大介は『ごめん、今日は塾だよ。バイバイ』といい先に降りてしまった。僕も降りようとしたが先に扉が閉まってしまい、混み始めた電車に取り残された。『でも、あと一駅。大丈夫だ』そう思っていると、ある男が僕に話しかけた。『これ、お前だろ』そう言われて彼の携帯を見ると俺の朝の思い出したくもないような姿が写っていて、気付けば僕はその男にズボンを脱がされ手コキをされていた。
淳の体を恐怖が走った。座席に座っていたら、いつのまにか隣に現れた男。あの写真を持っているという事は当然あいつらの仲間だ。
「や、やめて…」
淳は小声で抵抗し、自分の物を弄っている手を離そうとする。しかし男はニヤニヤと続けるだけだ。
すると逆隣に座っていた筋肉質のゴツい男が制服の上から胸を触ってきた。「!!!!!」
淳は驚き…悟った。嫌な予感が的中した。また…痴漢は1人じゃない…。
目の前に立っているリーマン風の男は、そんな淳の状態を見下ろして笑みを浮かべた。コイツも…。

そのリーマンは電車の揺れに合わせ、だんだんと体を淳に近づけてきた。座席に座り立てない淳の目の前には、その男の股間がくる。
「ジッパー下ろして…しゃぶってくれよ…」
静かで恐ろしい命令口調。
「や…いやだ…」
「ほぉ…じゃあ家族にも友達にもキミのいやらしい姿を見てもらおうか…な?」
淳は唇を噛む。もう拒絶出来ないんだ。
嫌々ながらリーマンの股間に手をかけて、チャックを下ろす。中に手を入れトランクスの隙間から大人のモノを取り出した。赤黒い。
淳は男を見上げた。不適な笑みを浮かべた男。

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