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戦国奮闘記!!
官能リレー小説 - 時代物

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戦国奮闘記!! 3

善樹の感想どおり盗賊の大将は、目つきが鋭く頬に十字の傷があるが、それを補って余るほどの魅力に溢れていた。
恐らく二十代半ばであろう彼女の全身は、日に焼けているせいか、健康的な褐色の肌の色をしており、手足は女子のスポーツ選手のように鍛え上げられスラッと伸びている。
にも拘らず胸は不釣り合いなほど大きく、存在感を放っていた。
(どうせこの世界のことが右も左も分からないんだ・・・ここは一時従っておくか)
「ハイ!降参です!命バカリはお助けを!」
「ふふふ・・・素直じゃねえか!よしよし、男はそうでなくっちゃな・・・おい!」
盗賊の大将が合図を送ると手下が、手際良く善樹を縛り上げる。

「まあ心配スンナ!お前は可愛いくてあたし好みだからよ!今夜は優しく可愛がってやるよ!」
盗賊の大将は実に上機嫌のようだ。
(まあ俺もこんな美人のお姉さまで童貞捨てられるならむしろラッキーかな?・・・あれ?そういえば・・・)
「ねえ、盗賊のお姉さん・・・名前なんて言うの?」
善樹の質問に盗賊の大将は楽しそうに笑う。
「ハハハハ!!盗賊たあ酷えな・・・まあ似たようなもんか・・・あたしはここら一帯を仕切ってる毒蜂一家の蜂須賀小雪(はちすか こゆき)ってもんだ!よろしくな!!」
(蜂須賀だって!!)
善樹はその名を聞き驚くと同時に、どうやら自分が巨大な運命の流れに乗り始めているということを感じ取った。



蜂須賀。正史では蜂須賀正勝、時の天下人豊臣秀吉に仕えていた家臣にして若い時には木曽川で川並衆を率いていた人物である。
諸説あるが、この川並衆はあの墨俣一夜城を前田長康らと協力し築城した言われているらしい。

「ん?どうした、そんな狐につままれた顔して?」
「! い、いえ!何でもありません!」(あ、あぶね〜。でも・・・彼女が蜂須賀だとすると、此処は尾張なのか?)
前には蜂須賀小雪と名乗る爆乳美女、後ろにはその部下30人に挟まれた善樹は彼女の言った事に驚きながらも、此処が何処で彼女たちが何者なのかが分かり一安心する。

「さぁ、着いたよ!此処が私たちの拠点さ!!」
「・・・」
あれから歩いてどれ位経ったか定かではないが、突如森がひらけると其処には立派な武家屋敷が立っていたのだ。
そして、小雪が自慢げに声高らかに言った事に善樹が開いた口が塞がらなかった。
「今日から坊やはあたしたち毒蜂一家のペットだからな!早く家に慣れるんだよ!」
「え・・・・」
(ペットって戦国時代に何故英語が・・・いや!突っ込む処はそこじゃ無いだろ!オレ!ペットってどういうことだ!)
善樹が小雪の言葉に動揺したのを見て、小雪の手下たちは善樹をからかう様に囃し立てる。
「オイオイ!あの坊や随分動揺してるぜ!やっぱ童貞だな!」
「ハハハ!タップリ可愛がってやるぜ坊主!」
「くくく、男を抱くのは久しぶりだな!」
「割と好みの顔してるからヒイヒイ言わせるのが楽しみだぜ!」
「お頭〜わたしの番が来る前に壊さないで下さいよ!」
「いやいやあの年頃の男は底なしだからな!むしろお頭の方が壊されちゃうかもよ!」
「「「ハハハハハハハハハハハ」」」×30
その笑いに小雪も愉快そうに笑う。
「ハハハハハ!そりゃいいや!・・・オイ!坊主今夜は期待してるぜ!あたしが女の好さってやつをタップリ教えてやるよ!」

その夜、善樹は蜂須賀小雪の部屋で、小雪に服を剥ぎ取られ、全裸にパンツ一丁という情けない姿で、布団に寝かされていた。
「フフフ・・・小僧、お前童貞だよな?」
「は・・・ハイ・・・」
「そうかそうかヤッパリな・・・そうじゃないかと思ったんだ!良いぞ小僧!あたしも一度童貞のガキを一から調教するっていうのやってみたかったんだ!喜べ小僧!この毒蜂一家の小雪姐さんが、お前の童貞奪ってやる!」
「は・・・ハイ・・・お願いします!」
小雪はやたらと嬉しそうに善樹の服を脱がしていく。善樹の童貞チンポは、美人のお姐さんとの初体験を期待してパンツの中に収まらないほど、大きく勃起している。

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