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画面の向こうに奴隷がいます
官能リレー小説 - ショタ

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画面の向こうに奴隷がいます 3

何れも精悍で黒のスーツでも分かる程立派な体格……サングラスをしているがそれでも眼光が鋭い。
「スマホとタブレットの撮影封印シールはりますが?」
「ええ……大丈夫よ」
スマホやタブレットが普及すると問題になるのが盗撮問題……最も女性のスカートの内側ではなく、企業内の機密情報管理だ。工場でも撮影禁止って言う事も珍しくない……取引相手でも油断は出来ない訳である。かと言ってスマホやタブレットの預かるのも危ない。そこでカメラレンズを塞ぐ形のシールがあるのだ。
「……別荘は到って普通ですね」
「メインは下なのよ、どうも前のオーナーは核攻撃を恐れてね」
「……じゃあ画面の場所は」
「そう……アメリカ軍並の地下空間があるのよ。ここは廃坑の上に建てられたの」
建物内に入るとその内装も家具調度品は洗練されている。リサも仕事上ある程度の知識は仕入れているので驚愕し美紗子を見て彼女はリサの表情を察して言う。
「ここはロビーですね……さて行きますよ」
一見してウォークインクローゼットに見えるが美紗子が隠されたコンソールを操作する壁が開きEVと分かる。近頃は一軒家でもEVを設置する事はあるが完全にビルで使われるサイズだ。
「(完全に出られないわね)」
リサは身構えて美紗子の後に付いていく。



「……吉田様はどうしてこの会社に?」
「就活してここだけ採用通知が来た、その理由も専務の言葉で知った」
就活していた時から徐々に父親の影響が出ている事に気が付いていた、そして今の会社がダメになったら諦めようとしたが採用通知が来た。
「つきましたよ」
ロビーらしい所だが煽情的な衣類を着た児童/少年らで溢れている。
カットジーンズは太腿と股を強調、ヘソ出しシャツから見える胸……リサは表情を保ちつつも見る、恐らく背丈から見て小学生〜高校生らだ。
「おお、来たか……ようこそ、アンダーローズへ」
「……」
「うむ、ここにいるのは表では成功を納めた面々だ。しかしながら家庭は巧く行ってないかストレスを発散できない者から男色を隠して普通に結婚し家庭を持つ事を強要された者もいる、私の場合は妾から後妻になろうとした雌が遺したモノを預かってもらっているがね……」
専務には家庭があり順調だがハニートラップに引っ掛かった事があるのは噂で聞いた事がある、もしかするとあの男もこれを餌にして食い込んできたのだろう。
「専務、どうして私をここに?」
「説明は背後にいる翁に……リサ君なら知っている筈だ」
「……」
「大人になったな、りーちゃん」
それは私が非合法AV子役をしていた頃に呼ばれていた役名、それを知っている翁を見たリサは驚く……父との情事を撮影した男性だ。出会った時から老人であり今では杖が手放せない姿だ。
「お父さんの事は聞いてはいる、だがりーちゃんは悶々としているのではないのかな……専務や会長から話を聞く限りでは恋愛してないのだろう、仕事の為に恋愛を犠牲にしてはな……ストレスも溜まっている事は分かる……」
リサは何も言えなかった。


「ほぉ、似合うのぉ」
リサは客室にて用意された衣類を着る、ボンテージ衣装だ……彼女は体形維持の為にロードバイクを使っており梅雨の時には電車を使うがラッシュ時には避ける、これも中学時代からの自転車通学の延長でありロードバイクは父親からの最後のプレゼントになった。

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