PiPi's World 投稿小説

SD
官能リレー小説 - ショタ

の最初へ
 -1
 1
の最後へ

SD 1

より滑らかで洗練された動き、ロボットとは思えない表情と声、そして肌の弾力。
人間と遜色ないロボットが開発された。

SD(セックス ドール)
それが彼女らの商品としての名前だ。
そしてその商品の性質上多くが女性型であった。男性型ももちろんあるのだが絶対数では圧倒的な差が出来た。

そしてこのSD、ロボットの最大の特徴としてAIによる学習機能が挙げられるのだ。
つまりSDと行為を行えば行うほど自分に合った夢見る理想の相手が出来上がり、ロボットであるから自分から離れることもない。多少乱暴に扱ったとしても頑丈に作られたボディーは傷つくこともない。
使用しないときは電源を切って首、胴体、両手、両足をバラバラにして専用の収納ケースに仕舞えば縦横1m、幅40pの隙間に仕舞うことができる。バラバラにしてケースに仕舞った状態のSDは非常にシュールだがそのまま出しっぱなしにするのもためらわれるため購入者はこの状態に慣れていった。
SDのおかげで援助交際やJKビジネスが激減した。しかし、女性団体のせいでSDを連れて歩いたり公共の乗り物の座席に座らせることは混乱を招くと禁じられた。
女性も一枚板ではなく、ショタコンは美少年型のSDを所持したし、保守的と思われた子育てママの層も息子が昆虫やペットを買うのを嫌ってSDを与えるケースもあった。
SDが普及する前に働くロボットが珍しくなくなったのもSD実用化の重要なプロセスで、SDの生産や流通に携わる人材は既にAIと働くロボットに現場を追われたナースや介護士や教師が安価な労働力として投入されている。貧困も拡大したが、自分の小汚い部屋もVRを通して見れば豪華で快適な空間という現実逃避が行われ、年々維持が難しなっていった乗用車も多くが超小型モビリティへと取って代わった。
「よいしょ、よいしょっと」

一人の少年が自身の部屋に一つのケースを抱えて入ってきた。

「あ〜重かった。ていうか屋根裏部屋に仕舞うってどうなんだよ。壊れてないだろうな?」

悪態をつきながら少年は持ってきたケースを開けた。

「うわっ」

だが開けた瞬間に見た光景に思わず声を出さずにはいられなかった。

「マジで怖ぇな。知っててもビビるわ」

少年が持ってきたのはSDのケース。収納するためにバラバラのパーツに分けられている姿を見て声を上げてしまったのだ。
気を取り直して少年はパーツを取り出しくみ上げていく。
関節部分にあるジョイント部分を偽装スキンを捲り上げて露出させてしっかりはめ込み、しっかり固定して皮を戻せば肌と肌が同化して全くと言っていいほど目立たない。

そしてついに組み立てが終わり目の前に全裸の女性型SDが横たわっていた。
俺は大きく深呼吸してSDを起動させた。

するとSDの中にある機器類が起動していき静かな部屋に起動音だけが響く。

「おはようございます、ご主人様」

起動が終わったのか首を動かして俺の顔を認証し声をかけてきた。

「…認証エラー、誠司さんではありません」
「誠司は父さんの名前だよ。悪いけどマスター登録の更新を頼む」
「了解しました。マスター登録を開始します。前任者のデータがあるのでパスワードをお願いします」
「********」
「パスワード認証OK、続いて新しいマスターの名前をお願いします」
「修司」
「“しゅうじ”、登録しました」

さて、これでようやく使うことができる。


「くぅぅ、やべぇ。出ちまう」

やっぱり最初はフェラからだよなという事でするように命令したのだが…

「も、駄目、無理!出すからな!」

言うが早いかそのまま口内にそのまま射精する。
SDは子供ペニスの短小だろうが、皮被りの包茎だろうが、手入れされておらず垢が溜まって匂いがあっても一切問題なしと行為を開始したのだが受ける方は問題ありだった。なんと射精までの所要時間は3分を切っているという不甲斐無いものだった。

親に内緒でSDとセックスをするという事で背徳感と期待に満ちたドキドキ感で組み立てが終わった時点で勃起していた息子はSDの舌使いによって簡単に皮が剥かれ、溜まっていた垢はきれいに舐め取られ、むき出しの亀頭を責められ冒頭へと戻る。

SNSでこの小説を紹介

ショタの他のリレー小説

こちらから小説を探す