ショタなペット【第三部】 90
翌朝
「お早う。」
「風花、おはよう。」
香奈が挨拶を返す。
「香奈さん、ママ、優花さん、お早うございます。」
和己も風花と共に食卓に顔を出す。
「お早う。大丈夫だった?」
優花がやや心配そうに言う。
「優花、どういう意味よ?」
「意味通りよ。」
しかし、風花も優花も本気で起こっては居ないようだ。
「さ、座って。今日は私のメニューだから和風よ。」
美雪がそう言い、
「「「「いただきます。」」」」
全員が手を合わせ、朝食が始まる。
指輪が届いた。
「さ、和己君、これを結婚式で優花に嵌めてあげてね。」
香奈はそう言い和己に指輪を渡す。
「は……はい……」
震える手で指輪を受け取る和己。
一方で美雪も和己のための指輪を優花に渡す。
「式の時に指輪交換するでしょ?これ、プラチナだからなくさないでね。」
「お、お義母様……」
「ふふ、サイズはぴったりの筈だからね。」
「ありがとうございます。」
優花は大喜びで指輪を受け取った。
「お義母様本当にありがとうございます。」
優花は美雪の手を握り、更に抱きついた。
「あらあら、優花ちゃんったら……もう……」
美雪は口ではそう言いながらも、優花を抱き返し、優しく頭を撫でた。
(昨日のお風呂で何か忘れてると思ったら指輪だったんだわ。)
優花は美雪の胸の中でそんなことを思い返していた。
「優花ちゃん、和己に見つかる前にそれはお部屋に持って行ってね。」
「はい。でも……もう少しだけ……こうしていても良いですか?」
優花は恥ずかしそうに言う。
「ふふ、私は構わないわよ。」
その頃、和己の部屋では
「こ……これを……僕が……優花さんの指に……」
和己は心臓が破裂しそうなほどドキドキしていた。
「ふふふ、和己君緊張しなくて良いのよ。」
「香奈さん?」
緊張してる和己に香奈が抱きついてくる。
「和己く〜ん、香奈ママが和己君の緊張をほぐしてあげるね〜」
「ええ、香奈さん!!」
香奈は和己に緊張を解してあげると言い和己の股間を撫で和己はびっくりする。