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ショタなペット【第三部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第三部】 88

「そう解ったわ式前日には出来るのね。それで良いわ。」
電話で香奈は何か話していた実は娘優花の為に自分の指輪を優花の指に合うように調整を頼んでいたのである。

「ねえねえ和己君、ドレスはこれで良いかな?」
「そうですね……」
「じゃあこれで決めちゃうね。」
リビングのソファーに座り、カタログを広げる和己と優花。そこへ
「二人ともご飯ですよ。」
と美雪が言いに来た。
この日は夏野菜のキーマカレーにオレンジジュースというメニューであった。既に結婚式の準備で忙しくなってきていたため、短時間で完成させ、尚且つ短時間で片づけられる料理として思いついたのがカレーであった。
「「「「いただきます。」」」」
「はい。召し上がれ。」
いつもの様に美雪は給仕やデザートの用意をする。
「今日はメロン切ってみたわ。」
美雪はそう言ってメロンの果肉を皮から外し、直接フォークで食べられるようにしてテーブルに置く。
「お代わり頂けるかしら?」
「ええ。風花ちゃん今日も元気ね。」
「特に今夜は精をつけないといけませんから。」
「ふふ、そうなんだ。」
全てお見通しとばかりに美雪は笑った。

「ご馳走様。」
「あ〜食べた食べた。」
「片づけておくからお風呂に入ってらっしゃい。」
香奈がそう言う。それを聞き
「和己君、今日はお姉ちゃんと寝るんでしょ?一緒にお風呂入ろう。」
優花が和己を誘い、
「うん。そうする。」
と承諾する和己。
「じゃあ行こう。」
「え?でも僕着替え……」
「脱衣室にタオルと一緒に用意してあるわ。」
優花はそう言い和己を風呂に促がす。
チャポーン
「はぁ〜っ……和己君、結婚式が急でごめんね。」
「お姉ちゃん、何で急にあんな事?」
「だって……夏休みを逃すと時間が無いかなって。」
「ふ〜ん……」
「ドレスも決まったし、場所も押さえたし、食事も……あれ?何か忘れているような……」
「え?」
「ま、良いか。」
結構楽天家の優花であった。

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