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ショタなペット【第三部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第三部】 87

絵美は一通り挨拶を済ませると、パーティールームの使用を再び勧める。更に専属シェフにパーティーの料理、ウェディングケーキの用意もさせようと言う。
「あ、あの……絵美姉さま、お料理は……その……」
優花が絵美に話しかける。
「あら?もう決まってるの?」
「私と風花ちゃんが作ろうかなって話してたの。」
美雪が説明する。
「ではお台所をお貸ししますね。一部はうちで用意させて頂きたいのですが。」
「風花ちゃん如何する?」
「ウチのシェフと相談して決めませんか?」
絵美の提案で料理の問題は解決した。
「……」
和己は突然のことに何が何だかわからず黙っている事にした。
「あら、和己くんどうしたの?」
「香奈さん……」
そんな和己に香奈は気付くと話しかけるが、和己はどうしたら良いのか悩み黙ってしまう。
「まあ、突然のことで戸惑ってるのね。」
「はい。」
戸惑ってるのを指摘され正直に言う和己。
「じゃあ、花婿の服の仕立てをしながら相談に乗るわよ。」
「は……はい。」
「じゃあ採寸するから隣の部屋に行きましょう。」
「はい。」

「右手挙げて……良いわ。降ろして。それからウェストと……胸囲も測らないとね……あれ?70?胸囲よね?」
フルオーダーにしようと採寸を始める香奈。
「あ、あの……」
「ちょっとごめんね。もう一回測るわ。……和己君ちょっと痩せ過ぎね。」
「す、すみません……あの……香奈さん……」
香奈に話しかける和己。
「ん?如何したの?」
「僕……これから如何したら良いんですか?」
「自分の思う通りで良いのよ。」
「でも……香奈さんの家に優花さんと結婚した僕が居て……風花さんも住んでますし……それにママだってこの家に……」
「良いじゃない。風花も納得してるみたいだし、美雪ちゃんが居るのは私としても嬉しいし。」
「……そう…ですか?」
「ええ。なるようになるわ。流れに任せて良いんじゃない?和己君はまだ若いんだし。」
和己にそう諭す香奈。

「はいOK。採寸は終わったわ。後は優花と衣装を考えておいてね。」
香奈はそう言うと部屋を出て行く。和己もそれに続いた。
「和己君、ちょっと来て。」
部屋を出たところで風花と出くわす。
「如何したんですか?」
「今夜は私として。優花と結婚したらなかなか私とは出来ないでしょ?」
風花は有無を言わせずそう言った。和己は拒否できず、その夜は風花と寝ることになった。

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