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ショタなペット【第三部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第三部】 78

「ひゃっほ〜ぃ!」
ザッパ〜ン
風花が勢いよくウォータースライダーを滑り降りる。
「キャアァ〜ッ。」
ザパァ〜ン
続いて優花も降りてきた。そして、
「わあぁ〜っ!」
ザブ〜ン
和己も降りてくる。
「楽し〜い。もう一回上に行こう。」
「うん。和己君は大丈夫?」
「はい。」
3人は何度と無くウォータースライダーを楽しむ。
「次は流れるプールに行こう。」
「優花はノリノリね。和己君疲れてない?」
「はい。大丈夫です。」
3人は和気藹々とプールを楽しむ。この日は天気も良く、正にプール日和だったのだ。
ス〜イ ス〜イ
「和己君って背泳ぎが得意なの?」
風花が言う。
「ええ、まあ。何故です?」
「男の子はやっぱ、クロールかなって。」
そう風花が言うと
「お姉ちゃん、それは偏見じゃない?」
と言う風花。
「そうかしら?」
ひとしきり泳法について談義。

「ちょっと一休みしない?」
優花が言う。
「そうね。アイスでも食べる?」
風花が軽食を取ろうと言う。
「そうですね。」
和己も同意し売店に入る。
「へ〜カレーやラーメンもあるのね。」
優花は驚いたように言う。優花は外食をすることは多かったが、プールやテーマパークの売店で食事をした経験は殆どなかったのだ。
「私はチョコミントアイスに決めたわ。優花と和己君は何にするの?」
風花が訊く。
「私はバニラソフトクリームにするわ。」
「僕は抹茶ソフトクリームにします。」
「分ったわ。買って来るから、どこか場所を確保しておいて。」
風花が売店に向かおうとする。しかし、
「あ、僕が行きます。」
和己は風花を呼び止める。優花と二人になって風花を不機嫌にさせまいとしたのだ。和己は百合宮家での様々な経験から、この様な気配りが出来る様になっていた。
「じゃあお願いするわ。」
風花は和己に財布を渡し、パラソルの下の椅子とテーブルを確保する。
「それにしても熱いわね。」
「お姉ちゃん、日焼け止め塗っておいたほうが良いわよ。」
優花が日焼け止めを取り出す。
「ありがと。ところで今何時?」
「もうすぐ11時ね。これからまだ暑くなりそうね。」
そんな事を話していると
「風花さん、優花さん買って来ました。」
と、和己が戻ってきた。

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