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ショタなペット【第三部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第三部】 76

「和己君、お昼だよ。」
香奈が和己の部屋にやって来て言う。
「はい。」
メニューは美雪特製の冷やし中華であった。これは和己の好物のひとつでもあった。
「「「「「いただきます。」」」」」
5人揃っての昼食だ。その時、風花が
「ねえ和己君、プールに行かない?」
と誘った。
「は、はい……」
和己は曖昧な返事をするが、
「あ、和己の水着は持ってきてあるからね。」
と美雪が言う。
「ありがとうございます。」
風花は美雪に礼を述べる。
「いえいえ。」
「じゃあ早速明日ね。」
風花は早々と話を決めてしまった。
「はい。」
素直にそう言った和己は
「ご馳走様でした。」
と早場はと席を立つ。明日の分も片づけてしまおうとしたのだ。
「あ、鍵明けないと。」
香奈が和己について行く。
ガチャ
「じゃあ頑張ってね。」
香奈は一言そう言うと和己の部屋の戸を締めた。

さて、食卓では
「お姉ちゃんと二人っきりにするのは危ないわ。」
「そんな事言って優花も付いて来たいだけでしょ?素直に言えば良いのに。」
「お姉ちゃんじゃなかったらこんな事言わないわ。」
「何よそれ!」
等と風花と優花が言い争っていた。
「ちょっと……二人とも……」
美雪はただオロオロするばかりである。
「何やってるの!」
戻ってきた香奈がひとまず口論を止める。
「3人で行けば良いじゃない。優花の言っていることに説得力がある気がするわ。でもね、優花も和己君と行きたいって気もあるんでしょ?」
「う……」
香奈の言葉に優花も唸った。
「じゃあ3人で行くことにするわ。」
風花も折れた。
「じゃあ明日9時に出発ね。」
優花がそう言った。

翌日の出発時刻は夕食時に和己にも伝えられた。そしてこの日だけは特例として、和己は一人で寝ても良いとされた。それまで和己は「夜は必ず香奈、風花、優花のいずれか(或いは美雪)と寝る。」とされていた。(第一部P19参照)

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