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ショタなペット【第三部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第三部】 70

「お姉ちゃんとママは順番通り食べたいみたいだけど、バイキングの時までそうしなくてもね。」
優花はそう言い、サンドイッチを持ってきた。
「確かに優花の言う通りね。」
風花はそう言い、鉄火巻きとカキフライを取る。
「そうね。そういう考え方もあるわ。」
そう言った香奈が取ったのはポタージュスープとミートソーススパゲッティーである。
「お姉さま、それだとコースの順番ですよ。」
美雪に言われ
「あら……体に染み付いているみたいね。」
と苦笑する香奈。
「和己君、お肉食べようね。」
そう言われた和己は皿にローストビーフを数切れ盛る。
「あ、握り寿司も出てきた。」
香奈がそう言い、取りに行く。
「この豚の冷しゃぶも美味しいわよ。」
風花はかなり食べている。
「お姉ちゃん凄いね。私も負けていられないわ。」
優花はワカサギのマリネやコーンサラダを持ってきた。
「これみんなの分ね。」
香奈は握り寿司や軍艦巻きを大きな皿に入れ、テーブルの中央に置く。
「凄いね。赤身も白身も貝も光物も、ウニやカニの軍艦巻きもある。」
優花は感嘆の声を挙げる。
「和己君、取らないと無くなっちゃうわよ。」
風花が和己に言う。優花よりも好感度を上げたい様子だ。
「は、はい。」
和己はそう言うがなかなか手を出さない。
「如何したの?」
香奈がそう言うと
「あ……あの…僕が最初に…頂いて…良いのかと…」
「良いわよ。好きなの取りなさい。」
香奈が言ったので和己はアオヤギとホタテ、タイを自分の皿に取る。
「あらあら、遠慮深いわね。美雪ちゃんも取りなさい。」
香奈が美雪に言う。
「はい。」
美雪はイカ、ウニ、エビを取る。
「あら、高級なのが残ったわ。」
香奈はそう言って風花と優花に皿を差し出す。
「あ、私はいいわ。」
優花が言う。
「如何したの?」
香奈が聞き返すと
「バイキングでは炭水化物を控えめにしたほうが食べられるから。前にも言ったと思うけど。(第二部P53参照)」
と言った。
「じゃあ私が多めにもらっちゃうわね。」
風花がそう言い、イクラ、アナゴ、アワビ、カズノコ、トロ、ヒラメを皿に取った。
「あ〜美味しかった!それにしても結構食べたわね。」
テーブルの端に積みあがった皿を見て香奈が言う。バイキングの場合、皿やフォークは取り替えたほうが前の料理と混ざらなくて良いのだ。
「さて、それ食べ終わったらもう良いかしら?」
プチケーキをいくつか持って来ている優花に言う。
「そうね。和己君もお姉ちゃんも箸が止まってるし。」
「私もこれを食べ終えたら良いですよ。」
アイスクリームを食べながら美雪も言う。
「会計をお願いします。」
香奈は会計を済ませた。

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