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ショタなペット【第三部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第三部】 68

一方香奈はというと。
「たまにはこうやってのんびりお茶するのも良いわね。」
私室で一人呑気に紅茶を淹れて寛いでいた。
「何か騒がしいけど、問題ないわね。どうせ風花が何かやらかしてるんでしょうからね。」
そこへ美雪がやって来た。
「お姉さま、朝食が出来ました。モーニングティーを終えたらいらしてください。」
「ありがと。風花と優花は?」
「優花ちゃんは降りてきました。」
「そう。じゃあ風花を起こしてから行くわ。」
「はい。」

香奈は風花の部屋へ行き、ノックもせずに戸を開けた。
ガチャ
「そろそろ起きなさ…い……って和己君?」
風花にキスをされている和己と目が合ってしまった。
「んぅ……ぷぁっ……香奈さん……」
「ふふふっ。私は何も見てないわ。朝食にいらっしゃい。」
風花と和己は一瞬驚いたが、香奈の反応によって冷静さを取り戻し、着替えると食卓へ向かった。
「おはようございます。」
「おはよう。」
「お早う。優花ちゃん、これは良かったら納豆に入れてね。」
美雪は刻んだネギと青じそを皿に乗せ、テーブルに置く。朝食のメニューは
ご飯
生卵入り納豆
味付け海苔
油揚げ入り味噌汁
という和風のメニューである。
「さて、私達もいただきます。」
香奈がそう言い、風花と和己も手を合わせ、朝食を始める。
「私も座らせてもらうわね。」
美雪も席につき、朝食が始まる。
「そう言えば風花はテストね。大丈夫そう?」
不意に香奈が言う。
「ええ。ママ、そんなに心配しないで。」
「ふふ、そうね。風花ちゃんなら大丈夫よね。」
美雪は微笑を浮かべながらそう言う。
「はい。あ、そろそろ行って来ます。」
風花はそう言って登校していく。
「ええ、行ってらっしゃい。」
「あれ、優花ちゃんは?」
「私はもうテスト休みです。」
「そうなの。じゃあゆっくり出来るわね。」
「はい。テストの出来とは関係なくテスト休みです。」
「ふふふ。」
美雪と優花が話しているのを眺めながら
「赤点を取ったクラスメイトは今頃追試でしょうね。」
と言う香奈。
「まあそうね。でもママ、私は赤点なんか取らないわよ。」
優花は言い返す。
「ふふ。そうね。」

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