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ショタなペット【第三部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第三部】 61

「ただいま。」
風花が帰宅した。
「お姉ちゃんお帰り。」
「あ、優花。あのさ、絵美のペット……瑠緒君だっけ?」
風花が切り出す。
「うん。瑠緒君だよ。あの子がどうかしたの?」
「『ペット卒業試験』は延期だって。」
「絵美姉さまに何かあったの?」
心配そうに聞き返した優花だが、風花は
「違うわよ。他のペットを如何するかが先みたい。もしかしたら残りの二人は絵美の友達や後輩ちゃんにあげるかもって言ってたわ。」
「そうなんだ……」
風花はそこまで話すと部屋にカバンを置き、食卓についた。
「丁度良かったわ。」
食事の用意をしながら香奈が言う。
「風花ちゃん、お疲れ様。」
食事の用意を手伝う美雪もそう言った。
「あれ?和己君は?」
「優花が今部屋へ迎えに行ったわ。」
ガチャ
「風花さん、お帰りなさい。」
「ただいま。和己君疲れてる?」
「いえ……」
「今夜、私が一緒に寝てあげようか?」
「二日連続は……」
「じゃあお風呂に入る?」
「今日は……香奈さんと……」
和己がそう言うと
「なぁ〜んだ……」
風花はつまらなそうに言った。
「じゃあ私が……」
美雪がそこまで言うと風花は
「自分の部屋で一人で寝ます!」
やや強い口調で言った。
「んもうっ。」
美雪がそう言うと
「じゃあ美雪ちゃん、今夜は私の部屋にいらっしゃい。」
「はいっ。お姉さま。」
そんな会話をしながらこの日のメニューが出された。
前菜:グリッシーニの生ハム巻き
スープ:香奈特製夏野菜スープ(タマネギ、人参、カボチャ入り)
パスタ:アボカド・バジルパスタ
メイン:チキンチャップ
デザート:マンゴームースケーキ

「ご馳走様。」
風花が箸をおく。
「あ〜美味しかったわ。」
優花も箸を置いた。
「うん。私も満足。」
香奈もそう言い、
「僕も。ご馳走様。」
と和己も食事を終えた。
「お姉さま、私が片づけますね。」
美雪は席を立つ。
「ありがとう。じゃあその間に私は和己君とお風呂に入ってくるわ。」
香奈は和己と共に部屋へ向かおうとするが
「お姉さま、和己とお姉さまの服はもうお風呂場に用意してあります。」
と美雪が言った。
「用意が良いわね。ありがと。」

「ふうぅ〜っ。」
香奈は四肢を伸ばしながら
(本当に可愛いわ……。風花や優花が夢中になるくらいだものね……)
と体を洗う和己を眺める。
「香奈さん?」
和己が香奈の視線に気付いた。
「あ、ごめん。可愛いからつい……」

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