ショタなペット【第三部】 47
「はい風花さん………」
疲れた顔をしながら風花の意見を聞く和己。
そして、和己は風花に抱き付いて眠る。
「ふふふ、こういう風にしたら良かったのね。」
和己に優しくしたら、和己はそれに応えるのを風花は理解して和己を我が子のように抱きしめて眠る。
「う〜ん…ちゅぱ、ちゅぱ。」
「和己くんったら、私のおっぱいをしゃぶりながら寝てるわ。」
和己を抱きしめて眠ろうとしたら和己が自分の胸をしゃぶってるのに風花は少し驚くが、凄く喜ぶ。
「ふふふ、良いわもっと吸って〜」
11時頃、風花は半身を起こし、
「私は午後から授業があるからもう大学に行くわね。後は優花やママに頼んでおくから。無理しないでね。」
と言う。
「はい。」
「……そ、それから……」
風花はやや言いにくそうに話し、そして意を決したように顔を上げると
「昨日はありがとう。それからごめんね。」
と言い、足早に部屋を出て行った。
ガチャン
戸が閉まると和己は
「風花さん……そんなにママが怖かったのかな?」
と呟いた。
「でも……疲れた……少し寝よう。」
和己はそっと目を閉じ、暫しまどろんだ。
ガチャ
「和己君?」
香奈がやって来た。
「…ん…あ、はい……」
「昼ごはんにしようと思うんだけど、食べられそう?」
「はい。すぐに行きます。」
「うん。焦らないで良いからね。」
香奈はそう言い、和己の部屋の戸を開け放ったまま戻った。この戸はホテルのオートロックと同じ構造なので、和己が出るときに閉めれば良いのだ。
「お待たせしました。」
和己が食卓に行くと、香奈、美雪、そして短縮授業で家に居る優花が待っていた。
「もう大丈夫なの?」
優花が心配そうに言うが
「はい。」
と和己は言い、食卓についた。テーブルには美雪特製の和風パスタと生ハムサラダが並んでいる。
「さて、皆揃ったから頂きましょう。」
昼食が始まった。