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ショタなペット【第三部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第三部】 38

「優花ちゃん、悪かったわね。」
「いえ、絵美姉さまの助けに成れてよかったです。」
絵美の部屋に入り優花は絵美にお茶を振舞ってもらう。
「さあさあ、優花ちゃんケーキ食べて。」
「お姉様、本当にこのケーキ美味しいですわね。」
優花を労い絵美はケーキを勧め。
優花は勧められたケーキを美味しそうに食べる。
「紅茶、お代わりは?」
「あ、頂きます。」
絵美は優花のティーカップに紅茶を注ぎ、ポットを置くと、笑顔でケーキを食べる優花を眺めていた。
「……?絵美姉さま、如何したんですか?」
「え?」
「私の顔に……クリームでも付いています?」
「そんなことないわ。あ、ジロジロ見てごめんね。優花ちゃんの笑顔が可愛いからつい……」
そう言われた優花は頬を朱に染め、
「あ、あの……昔…絵美姉さまに……抱いていただいたこと……ありましたよね……」
と話し出す。
「ふふっ。そうね。あの時は怖かった?」
「あの時の絵美姉さま……ちょっと怖かったです……」
「でしょうね。」
絵美は優花と何度かレズプレイをした事があった。絵美が妹のように可愛がっていた優花であったが、その行き過ぎた愛情がレズプレイにまで発展したのだ。
「でも……私は絵美姉さまに愛してもらえてるって実感できて……嬉しかったんです。本当ですよ。」
「ふふ、そう。でも今は和己君一筋でいてあげてね。」
「はい。」
そう言いまたケーキを口に運ぶ優花。
「ところで絵美姉さま。」
「何かしら?」
「瑠緒君、如何するんですか?」
優花はさっきの事が気になっていた。絵美は一瞬驚いたような顔をしたが、
「明日『ペット卒業試験』をするわ。私達を満足させられるって判断したら、和己君みたいに家族の一員にしてあげようかしらね。」
と言った。それを聞き、優花は
「そうですか。」
と安心した様子であった。
「ふふっ。優花ちゃん、もうテスト休みでしょ?」
「はい。追試もありませんし。」
「そう。私もうすぐ卒業でしょう。だから今度そっちに行っても良い?風花従姉様に聖エルフェディア大学の事聞きたいの。」
絵美はそう言う。
「ええ、構いませんよ。」
「そう。これでもう安心だわ。私ね、今回のテストで聖エルフェディア大学の校内特別推薦枠に入れることが決まったの。」
校内特別推薦枠に入ればまず落ちないのが聖エルフェディアの慣例であった。

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