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ショタなペット【第三部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第三部】 37

和己達は食事に入る。今日も百合宮家の朝食風景は和気藹藹としている。
しかし、和己が来る前の百合宮家の朝食風景は淡々としたものであった。そんな雰囲気を変えたのは和己であろう。
その日の学校帰り、優花は絵美の家の行った。
「絵美姉さま、何かあったんですか?」
「瑠緒がね、私に惚れたって言うの。」
「えぇ?瑠緒君が?」
優花は驚きの声を挙げる。
「だからちょっと付いて来て。」
二人は地下室に向かい、瑠緒の部屋の戸を開ける。
「絵美様……僕…本気なんです……絵美様に…惚れたんです。大好きなんです……」
瑠緒は絵美に土下座しながら言う。
「…絵美姉さま……」
優花は戸惑いながらそう呟いた。
「何言ってるの アンタはペットなのよ……。ど…どうしてもって言うなら……考えてあげても……ゴニョゴニョ…」 
真っ赤になり、視線を泳がせながら絵美は照れ隠しをする。
絵美のその仕草と言葉から優花は
「絵美姉さま……良かったですね……」
と祝福する。
「ゆ、優花ちゃん……えっと…その…これは…」
狼狽する絵美。そんな彼女を瑠緒は
「絵美様……」
と涙を溜めた目で見上げる。
「良いわ。……でもその代わり条件があるわよ。」
絵美は腕を組み、やや瑠緒を威圧しながら言った。そして、
「絵美姉さま?」
と優花が言うのも構わず、
「私のことが好きなら、私とのセックスに堪えられるくらいじゃないとね。」
と瑠緒に言った。
「ええと……どうすれば……」
瑠緒はそこまで言い掛けるが、
「まだペットなのよ。口の利き方をわきまえなさい!」
絵美は棚にあった一本鞭を取り出し
ヒュンッ パアァ〜ンッ!
瑠緒の背中を打った。
「ぎゃっ!」
声を挙げる瑠緒に絵美は
「明日、私や結花、沙紀たちで瑠緒を可愛がってあげるわ。それで私達を満足させることが出来たら認めてあげる。」
と言い、
「優花ちゃん、上に戻りましょう。お茶をごちそうするわ。」
と瑠緒に背を向けた。

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