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ショタなペット【第三部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第三部】 4

絵美の調教によって春喜は気絶してしまった。
「全く……口答えする割にはだらしないのね。」
絵美はそう呟くとスプリンクラーで春喜に水を浴びせ覚醒させるとそのまま部屋を出て行った。
「大丈夫。」
「桂くん、とりあえず彼を寝かせよう。」
スプリンクラーが止まると璃緒と桂は春喜をベッドへ寝かせるが、春喜はだんまりであった。
「春喜くんも強情だね。」
「・・・・・・・・・」
「誰だって自由になれればなりたいもんだよ。」
春喜の強情さに絵美が好きな璃緒は呆れて桂はそんな春喜を庇う。
だが、春喜は黙っていた。
「璃緒君、桂君……ありがとう。」
春喜はそれだけ搾り出すように言った。3人はそれぞれ別の部屋に監禁されていたが、お互いの部屋は行き来が可能になっており、璃緒と桂は春喜を介抱しにわざわざやってきたのだ。
「でも……これから如何しようか?」
桂が言う。
「う〜ん……春喜君はあくまでも服従しないつもりなんだよね?」
「一旦したらもう……」
「でもこのままだと死んじゃうよ?」
桂は春喜の言葉が終わる前にそう言う。
「………」
春喜の顔から血の気が引き、さぁっと顔面が蒼くなった。
絵美は自室へ戻り
「はぁ〜、春喜君には困ったわ……」
とため息をつきながら呟いた。そして
「優花に相談してみようかしら……」
と携帯電話を取った。
プルルルルル プルルルルル
『はい?優花です。』
「あ、優花、携帯に掛けてごめんね。今大丈夫?」
『はい、夕飯の片付けが終わって丁度暇でした。』
「あのね、私の新しいペットなんだけど、なかなか言うこと聞いてくれないのよ。如何したら良いと思う?」
『そうですか……。明日にでも絵美姉さまのお家へ伺っても宜しいですか?』
「ええ。」
『その時に彼らを見ながら考えませんか?私が何処までお役に立てるかは分りませんが。』
「ありがと。じゃあ明日待ってるわね。」
優花と短いやり取りだけをし、電話を切った。
「さてと……アイツらにも『餌』を与えないと。」
絵美は立ち上がり、地下室のペット達の部屋へ向い、各部屋にコンビニ弁当とペットボトル入りのお茶を無造作に投げ込んだ。

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