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ショタなペット【第三部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第三部】 26

『ではタイムマシーンに乗ってまずは三畳紀に行きましょう。』
最古の恐竜エオラプトルが森の中から顔を出す。
『全長約1m、アルゼンチン産の化石を元に……』
アナウンスで説明がされる。
「あのくらいの大きさだったら今生きてても怖くないのかしら?」
風花が独り言のように呟いた。
『ここから先はジュラ紀です。いよいよ巨大恐竜時代に突入してまいります。』
丘のようなところへ登り、草原を見渡す。
『巨大恐竜たちが歩いています。』
アナウンスが説明を続ける。
「あれ見たことある。」
背中に板を並べたステゴサウルスを指差し優花が言う。
「あれは結構有名よね。」
美雪も頷く。
『そして白亜紀です。恐竜は多様化してまいります。この頃の有名な恐竜として最強の肉食恐竜とも言われるティラノサウルス、そして三本の角を持つトリケラトプスがいます。』
グァルルルル
肉食恐竜の鳴き声がする。
『くれぐれもティラノサルウスを中心とする肉食恐竜には見つからないようにしてください。』
『こうして繁栄を誇った恐竜達も絶滅してしまいました。その本当の原因は分っていません。様々な説がありますが、いずれも問題点や疑問点があります。それは我々には永遠に解けない謎なのでしょうか………』
ジュラシックワールドは問いを投げかける形で幕となった。
「凄かったね〜。」
香奈がそう言うと、和己が
「優花さんこういうの好きなんですか?」
と訊く。
「まあね。でも何で分ったの?」
「ここのファストパスをもらって来たのは優花さんでしたよね?」
「あ、そうか。それで分ったのね。」
「話は変わるけど、そろそろお昼にしない?」
風花が言う。
「そうね。そろそろレストランも空いて来る頃ね。」
香奈は時計を見た。もう1時を回っている。
「ピザとかケバブみたいのもあるし、あの屋台はホットドッグね。それともレストランに入って落ち着いて食べることにする?」
美雪は全員に訊く。
「う〜ん……和己君は?」
優花は和己に話を振る。
「ええと……ハンバーガーが良いです。」
「あ、それ良いわね。」
和己の案に香奈も乗った。
「じゃあハンバーガーで良いかしら?」
「ええ。」
風花も頷いたのでハンバーガー屋を目指す。
「あ、あそこにあるわ。」
優花がハンバーガーショップを見つけた。

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