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ショタなペット【第三部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第三部】 25

ファストパスの洞窟探検では船に乗って洞窟の中を回りそして洞窟を出たところで
ヒュ〜ッ ザッパァ〜ン
急角度で落下する。香奈や風花は喜んだが、今度は美雪が茫然自失していた。
「お疲れ様でした。」
係員がセーフティーバーを上げても美雪の焦点が合っていない。
「ママ、大丈夫?」
和己が美雪を気遣う。
「あらあら、美雪ちゃんはこういうのダメなのかしら?」
お化け屋敷の時とは逆に、香奈が美雪に肩を貸しながらそう言った。
そこへ
「次はジェットコ−スターに行こう。」
と風花が言う。
「少し考えなさいよ。美雪ちゃんがこんな状態で……」
と香奈が言うが、美雪は
「私……一休みしますから……お姉さまたちだけで……乗ってきてください。」
と言う。
「そう?悪いわね。」
そう言いながらも香奈たちは列に並ぶ。また、優花は
「私ファストパスとって来るね。」
と駆け出した。

タッタッタッタ
「貰ってきたよ〜。」
優花が帰って来た時、列はかなり進み
「順番はもうすぐよ。良いタイミングで帰ってきたわね。」
と風花が言った。
ガタン…ゴトン…
香奈が
「ドキドキするわね……」
と言うとその隣に座った和己は
「実は……あんまりこういうの得意じゃないです。」
「そうなの。」
ガアァ〜ッ
「「「きゃあぁ〜!!」」」
グワアァ〜ッ
「「「ひいぃ〜っ!!」」」
和己は恐怖のあまり、香奈の手を強く握り締めていた。
(あらあら、まだ甘えん坊なのね……)
香奈はそんなことを考えながら和己の手を握り返した。
プュゥ〜ッ
「……お……終わった……」
和己は目を回しながらそう呟いた。
「お疲れ様。さて、美雪ちゃん待ってるかしら?」
4人は美雪のところへ向かった。
「お帰りなさい。如何でした?」
美雪が香奈に聞いた。
「楽しかったわよ。和己君は疲れきってるけど。」
「この子、絶叫系はダメみたいね。」
「和己君、次はファストパス貰ってきたジュラシックワールドに行くつもりだけど大丈夫?」
優花がそう訊くと
「ええ、大丈夫だと思います。」
と和己は答えた。
「そうじゃあ〜行くわよ。」
「うわ!!」
そう言うと風花は和己をジュラシックワールドへ連れて行った。
「ああ、待ってよお姉ちゃん。」
風花に和己を連れていかれて優花も追いかける。

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