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ショタなペット【第三部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第三部】 23

ヒュウゥ〜 ドロドロドロ……
「やっぱり……止めておけば良かった……」
足が震えフラフラと歩く香奈。
「お姉さま……作り物ですから……」
そんな香奈を励ます美雪。
「私の横に居て……」
香奈は美雪の袖を握り締める。優花は
「そんなに怖がるなら他のにすればよかったのに……」
と和己の右横を歩きながら言う。
「だって……風花が……喜ぶから……」
「はぁ……またお姉ちゃんの仕業か……」
「優花、その言い方は何よ?」
「文化祭だって似たようなことがあったじゃない。」(第二部64頁参照)
風花と優花が言い合いをする中、
「お願い…速く進んで……」
怯えきった様子の香奈がそう言う。また、和己は右手で優花の、左手で風花の手をしっかり握り、こわごわと進んでいた。
「ふふふ。和己君のほうが勇敢ね。」

「はぁ…はぁ……」
お化け屋敷から出た時の香奈は息も絶え絶えであった。
その後、疲れた香奈が休みたがったので、しばらく休むことにした。
因みに香奈の面倒は美雪がみていた。
優花と和己と風花はジュースを飲んで次は何所に行くか相談していた。
「次は観覧車にしましょう和己君。」
観覧車なら香奈もゆっくり休めると思ったのだ。
「観覧車で一休みしたら丁度ファストパスの時間になるわね。」
美雪もそう言って観覧車に乗ることとした。
ガタン ゴトン ガタン………
「凄い眺めね……」
香奈がそう呟く。
「確か家ってあっちの方だよね?」
優花も窓に張り付く。
「お疲れ様でした。またお楽しみください。」
観覧車を降りる5人。
「じゃあファストパスの時間だから行こう。」
優花が全員を促がす。長蛇の列を横目にファストパスを持っている5人はズンズン前進していく。
「ここね。これに乗りながら敵を倒していくのね。なんだかゲームセンターにありそうな感じだわ。」
香奈がそんなことを言うが、それなりに楽しみにしている様だ。
「いらっしゃいませ、各々で持ち場を決めてください。」
と係員が言う。

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