PiPi's World 投稿小説

ショタなペット【第三部】
官能リレー小説 - ショタ

の最初へ
 15
 17
の最後へ

ショタなペット【第三部】 17

「ええ、夜は長いですからね〜沢山食べて楽しみたいですからね。」
風花はそう言うとトンポーローを食べる。
「ほら、和己君も早く食べて沢山食べなさい。そんな草食的だから、私に泣かされるのよ。」
「はっはい……」
風花はゆっくり食べるが、そんな和己に風花は発破をかける。和己は風花に黙って従う。
「お姉ちゃんが泣かせる様なことをするのがいけないのよ。」
優花は口を尖らせる。その争いから一旦遠ざかるように
「そろそろデザート貰いに行こう。」
と席を立ったのは香奈である。
甘味も杏仁豆腐やゼリーのような愛玉子(オーギョーチー)、タピオカ入りココナッツミルク、そして皮を剥かれたライチ等も置いてある。

「はぁ〜満足したわ〜。」
「私も。お姉さまと同じです。」
香奈と美雪は満足したようだが、一方でまだ食べているのは風花である。
「お姉ちゃんが食べた分は何処へ消えちゃうのかしら?」
優花は呆れたように言う。
「僕は……もう……限界まで頂きました。」
和己はグロッキー状態である。優花は
「全く……なんでお姉ちゃんは和己君を苛めるのよぉ。」
と文句を言う。しかし、
「え〜?今回は和己君が『もう食べられません』って言えば良かったんじゃないの?」
風花はそう反論した。
「ふぅ。まあ良いわ。和己君、今夜は私がちゃんと守ってあげるからね。」
優花はそう言って優しく和己の頭を撫でた。
「風花、まだ食べるの?」
香奈がそう言うと
「あ、もう良いわ。ここに持ってきたのだけ食べきったら。」
と答える風花。
「そう。」
「ふぅ。ご馳走様。」
風花が食べ終わり、5人は部屋へ戻る。
「あら?」
既に布団が敷かれている。
「2人分はそっちの和室に持って行きなさいね。私達はこっちの和室で寝るから。」
香奈はそう言って布団を動かした。
「まだ8時ね〜。トランプでもする?」
香奈はトランプを持ってきたようだ。
「やるやる〜。」
優花が真っ先に手をあげた。
「僕も良いですか?」
「和己、大丈夫?」
和己を気遣う美雪に和己は
「うん。」
と応えた。
風花と美雪も交えてトランプが始まった。

SNSでこの小説を紹介

ショタの他のリレー小説

こちらから小説を探す