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ショタなペット【第三部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第三部】 11

さて、いよいよ和己と優花は一学期期末試験を迎えた。
「行ってきます。」
「行って……きます……」
和己は登校することにはまだ不安がある。そこへ
「無理しないで良いのよ。」
と香奈が一言言う。
「はい。頑張ってきます。」
和己は顔を上げ登校していった。
「行ってらっしゃい。」
美雪はそう言って二人を送り出した。
「さて、どうなるのかしらね……」
香奈がそう呟くと
「二人とも勉強してましたから、何とかなるでしょう。」
と美雪は応えた。

キーンコーンカーンコーン
「始めてください。」
優花はテスト用紙を開く。
(ええと……フーシュン油田。これは……ユーラシアプレートかな?)

一方和己もテストを受けていた。
「開始!」
(これは……光合成、え〜と必要なのは…二酸化炭素と…あ、水だ。)

二人とも順調にテスト問題をを進めていった。
二人が試験に励んでる頃、風花はというと。
「休みは良いわね〜これで和己君が居れば文句ないけどね。」
風花は大学の講義が休講でのんびりと寛いでいた。
尤も和己が居ないのが寂しい様である
「和己君がテスト終わったら迎えに行こうかしら。」
風花がそんなことを呟く中、テストは進んでいた。
キーンコーンカーンコーン
「はい、やめ。後ろから名前順に回収します。」
「はぁ〜っ。」
優花は大きくため息をつき机に突っ伏す。
同じ頃
キーンコーンカーンコーン
「やめ。鉛筆置いて、後ろから集めるよ。」
和己もテストを終えた。

テストは3日間にわたって行われた。そしてテスト最終日が金曜日、テスト終了後、すぐに勉強から解放される日程である。

「ただいま〜。テスト全部終わったわ〜。」
「ただいま。」
「疲れたぁ……」
風花が自慢のロードスターで和己を迎えに行きその帰りに優花も拾ってきたのだ。香奈は
「お帰り。手応えは?」
と訊く。優花は
「まあまあかしら?」
と応える。そこへ出てきた美雪が
「お疲れ様。まあ貴方達は大丈夫よね。」
と言った。

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