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引きこもりショタ生活
官能リレー小説 - ショタ

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引きこもりショタ生活 5



志保の部屋への常連に、シュウヤがいた。
彼はイラストを描くのが好きで、志保に会うたびに「新作」を何枚も見せていた。
「僕ね、志保さんに会うようになってから、少女の顔が少女らしく描けるようになったんだよ。」などと言うようになった。

ある日、シュウヤは志保の前に土下座して言った。
「お願いです、志保さん。身体の線を見せてください!」
志保は戸惑った。「か、身体の線って……?」
シュウヤは顔も上げずに言った。
「ほんとはヌードが見たいんだけど、そこまでお願いできないから、これを着けて見せてください!」
シュウヤは紙袋を差し出した。志保が中を見ると、スポーツブラとショーツが入っていた。
他の男なら断っていただろう。しかし志保は、シュウヤがひたむきにイラストに取り組む姿勢が、好きでたまらなかったのだ。
「わかったわ…だけど着替えは見られたくないから、目をつぶって待っててちょうだい。」

「もういいよ…」志保の声に、シュウヤが目を開いた。そこに立っていた志保の身体を見たシュウヤは息をつまらせた。
「し…志保さん…それは…」
志保はシュウヤに渡されたショーツをはいていたが、上半身は裸だった…と言うか、豊かな乳房にバンソウコウを貼って乳首を隠しているだけだ。
「シュウヤくんが持ってきたスポーツブラ、入らなかったのよ。だからこれでガマンしてくれるかな?」
「ガ…ガマンって。志保さん……ステキです。」
「スケッチするとか、デジカメで撮るとかしなくていいの?」
「は、はい…撮らせてください。」
シュウヤはコンデジを取り出した。
「志保さん…顔は撮りませんから。」
「えー、私は撮れない顔してるってこと〜?」
「そ、そんな事じゃないんです。」
「わかってるよ…とってほしいポーズがあったら言ってね。」

それからしばらくのち、学校で。
「シュウヤのイラスト、すごくエロくなったな。」
「俺、今度描いてもらおうかな…」
こんな評判が流れるようになった。

「服装はそのままでいいです。女の子にしかできない動きを見せて欲しいんです」
「動きって?」
「モザイク越しだとどうしてるか厳密にはわからないので、志保さんにこれをいろいろやってほしいんです」
ワタラはガラステーブルにリアルな形状のディルドを突き立てる。根元に吸盤がついていたので、しっかりとくっついた。
「あの、これって…」
「手や口で普段みたいに志保さんにして見せてほしいんです。バナナやマジックはリアルじゃないですから」
志保から見てワタラはシュウヤのアナログに対し、デジタル作画と塗りの技術に定評がある絵師だと感じる。
しかし、志保の元を尋ねるオタクの例に漏れず童貞で、その反面志保を過大に評価していて経験も豊富で手コキやフェラなど余裕と思っていた。
「CG集の為の資料よね?」
「同人だから適当に書いてると思われたくないんです。売れたら、印税じゃないですけど…」
「うん、やってみる」


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