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りゅう君調教日記
官能リレー小説 - ショタ

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りゅう君調教日記 8

そしてたどり着いたトイレでりゅうは初めて自分以外の奴隷を目撃する。

それは自分よりも年下の兄弟だった。
裸に首輪は同じだが弟の方は尻に器具が入れられ、兄の方は調教師なのだろう男に尻を犯されていた。また足から延びる一本の鎖は二人の左右の足に繋がれて一人で逃げることを封じていた。

そんな二人の後ろを通り、仕切りのされた個室に入るが扉は無く、丸見えの状態だった。

「扉が、ない?」
「どうしたの?さっさと済ませなさい」
「あの、扉がないです。丸見えで恥かしい・・・」
「だから?」

にべもなく切って捨てられ、奴隷としての現実を叩きこまれる。
「あなたは奴隷、言ってみればペットの犬や猫と同じ。犬や猫は恥ずかしいからと排泄を我慢したりはしないわ。そして排泄はしつけの一つ、出来ないというならできるようにするまでだけど?」

そういう白崎さんは恐ろしい調教師の目をしていた。

自分の部屋に戻ってきた僕はベッドの上で四つん這いになってお尻を白崎さんに向けて突き出して待機していた。
白一面の何もない壁だと思っていたが白崎さんが壁にカードをかざすと壁だと思っていたそこが横にスッとスライドして鞭やローターなどが置かれた収納が現れた。

白崎さんはそこからローションとメトロノーム、そしてピストンマシーンを取り出して壁を元に戻した。

「今日からりゅうくんは性奴隷としてアナルが使い物になるようにこれで毎日鍛えていきます」

そう告げながらテキパキと手は動き、ローションを塗られたお尻に穴にピストンマシーンの先端が挿入され、いつスイッチが入ってもおかしくない状態になっていた。

そして目の前に置かれたメトロノームの針が大きく動いた瞬間、連動してピストンマシーンも動く。

カッチ、カッチ、カッチ、カッチ・・・
針が左右に動く、ピストンマシーンの棒が前後に動く。
同じリズムで前後に動く。
メトロノームの音がうるさいぐらいに耳に飛び込んでくる。
「そう、気持ちいいでしょ?今は我慢せずに出していいの」
白崎さんの甘い声が耳元でささやかれる。
「出して、いいの?」
「ええ、いいわ」

『暗示はきちんと効いてるみたいね』

りゅうはすでにお尻を掘られてところてん状態だったが絶頂を迎え射精を行う。
白崎はその様子を満足げに見つめるのだった。

(バーン)

突然、激しい勢いで部屋の扉が開いた。すると、数人の制服警官がドカドカと中へ入って来た。
「警察だ。神妙にしろ」
警官の中の1人ヵが白崎に言った。
うろたえる白崎。
警官たちに続いて、1人のスーツ姿の女性が中へ入って来た。
「私は警視庁の水戸光代警部。誘拐並びに暴行傷害、人身売買の容疑でお前たちを逮捕する」
水戸警部がそう言うと、警官が白崎の腕を掴み、手錠を掛けた。
「他の一味の者たちは既に全員逮捕したから」
水戸警部の言うとおり、増田も黒沼も、組織の者たちは一人残らず逮捕されていたのであった。

「で、上木りゅう君は無事に保護されてわしの下には来んと・・・」
部下からの報告書を読んだ男は目を細め、
「水戸警部かぁ、女だてらに頑張っているみたいだけど頑張り方を間違っちゃ困るねぇ。あの場所は、まぁいいとして人材の方は返して貰おうか」

男はそう笑い有志達に声をかけていった。

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