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ショタなペット【第一部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第一部】 67

九条院邸前にハイヤーが止まると、絵美は
「ちょっと話があるの。上がって。」
と言いハイヤーには百合宮邸へ向かわせ、風花と香奈を九条院邸へ送らせた。
「優花、怒るかもしれないけど、最後まで話を聞いてね。」
と前置きし、絵美は今日のことを全て話した。愛梨に連れて行かれる和己を見かけ、芽衣と真衣を愛梨の家に行かせたこと。陵辱される和己を見て自分もそれに酔ったこと……そして最後に
「ごめんなさい……」
と言った。
「本当は怒りたいですが、和己君の危機を教えてくれたので今日だけは許します。
でも、二度目は絵美姉さまでも許しません。」
「解ってるわ。」
話を聞いた優花は納得し絵美を許すと言うが、二度目は無いときつく言うと絵美は素直に同意する。
香奈、風花、優花、和己は帰宅した。
「はぁ、疲れた。」
「お疲れ様。」
香奈は優花を労うが
「なんか私たちまで九条院邸にいく必要あったのかしら?」
と風花は不満な様子で言う。
「多分絵美姉さまは和己君の事を全員に話そうとしたんじゃないかしら?でもお姉ちゃん、和己君が無事に帰って来て良かったと思わない?」
「そうね。和己君、恐かったでしょう?帰って来れて良かったわ。」
そう言う風花は既にリビングでテレビをつけ、のんびりモードに入っている。一方で優花は和己を自分の部屋に連れて行った。
「入って。」
「僕ここ初めてです。良いんですか?」
「そうね。良いわよ。」
そういうと和己を抱き締め泣きながら
「和己君、もう大丈夫だからね。」
と言う。
「はい。」
「でも本当に良かった。心配したよ。」
優花は大粒の涙を流しながら和己の体を抱き締めた。
「優花さん・・・」
抱きしめられた和己も優花を抱きしめる。
優花に心配かけた彼なりの優花への愛情表現であった。
「和己くん。」
和己に抱きしめられて泣きやむ優花。

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