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ショタなペット【第一部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第一部】 52

「分った?和己君は私達みんなの物よ。」
香奈の言い方は穏やかだったが、目は明らかに脅していた。
「……はい…」
風花は頷いた。優花も
「お姉ちゃん…ごめん…」
と俯いて言った。
「それと喧嘩両成敗。今夜は二人とも和己君の部屋には立ち入り禁止よ。」
「はい。」
と即答した風花。一方で
「……はぁい。」
優花は不満そうに言った
「さてと、ご飯にするわよ。」
香奈はすぐさま心のスイッチを入れ替え、夕飯にすると言った。

この日のメニューは
・サーモンのチーズしそ巻き
・キノコポタージュのミルク風味
・赤ワインのリゾット パルメザンチーズかけ
・カジキマグロのソテー(ジェノバソース)
・牛肉の煮込み(ポレンタ添え)
・パンナコッタ(キウイ、ラズベリー乗せ)
であった。
和己はまだ恐怖があるためか震える手で食事をした。
「ご馳走様…」
風花が席を立った。優花も続いて
「ご馳走様…」
と席を立っていった。
「あ…すみません。」
まだ半分も食事を終えていない和己は慌てたが、
「良いのよ。ゆっくり食べなさい。残しても良いのよ。」
と香奈は言い、和己の向いの席に座った。
「あの……香奈さん。」
「ん?」
「今夜は……」
「大丈夫。風花も優花も和己君の部屋には入れないから。」
「お風呂も夜も香奈さんと一緒ですか?」
「そうね。今日くらいは良いでしょ?私も和己君のこと気に入ったし。」
「……はい……」
和己は如何答えて良いか困り、俯いてしまった。
「和己君、もう食べないの?」
「……はい。」
「そう。じゃあパンナコッタはお風呂上りに食べなさい。」
「そうさせていただきます。」
「ええ。じゃあ片づけちゃうわね。」
香奈はそう言うと食事の後片付けを始めた。
「ちょっとこれ飲んで待っててね。」
香奈はハーブティーを淹れ、ティーセットごと和己に渡した。

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