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ショタなペット【第一部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第一部】 48

香奈は女性運転手に行き先の店を告げると運転手は香奈達を目的地へ案内する。
「風花、優花、和己くん何が食べたい。」
「イカスミパスタかしらね。」
「私は店で決めるわ。」
「………」
香奈は風花と優花と和己に何を食べるか尋ねると
風花はイカスミパスタで優花は向こうで決めると答えた。和己は何を言っていいかわからなくて黙っていたので香奈は
「和己くんはどうするの?」
と和己に話しかける。
「僕もお店で決めます。」
キッ
「お待たせ致しました。」
レストランにリムジンが到着した。そこには黒塗りの高級車がずらりと並び、またタクシーも待機していた。
「凄いですね……」
和己は呟いた。それに対し優花が
「ふふふ。和己君にはちょっと刺激的よね。」
と応えた。
この姿を見て風花は
(全く…優花にばっかりなついて……)
優花への嫉妬が次第に和己への怒りとなっていた。
「風花、如何したの?」
香奈が訊くが
「なんでもないわ。」
と風花は言い、レストランに入っていった。
「いらっしゃいませ。」
「予約してないけど、4人大丈夫かしら?」
香奈が訊くと
「はい。結構です。こちらへどうぞ。」
4人は席に通された。香奈は窓際の奥に座った。その隣の窓側に風花が座るとその向いに優花が、そして和己がその隣に座った。
「こちらが本日のシェフのお勧めメニューでございます。」
そういってウェイターはメニューを置くと下がった。
「さ、和己君、何にする?」
優花が聞くと
「あ、和己君、このセットはどうかしら?」
風花が対抗するようにメニューを開き和己に見せた。オードブル、スープ、サラダ、肉料理がそれぞれ選べ、パンも付いてくるというセットだ。コーヒー、紅茶もお代わり自由で付いてくる。
「そうですね……ちょっと多い気がします。」
「そう?じゃあこっちにする?」
風花は隣のメニューを指差した。内容は同じだが、量が3割ほど控えめのセットだ。
「はい。それにします。」
「ふふふ。お姉ちゃんったら。私に和己君取られると思って大変なんでしょ?」
「う、うるさいわね。」
「じゃあ注文するわよ。」
香奈はそう言いウェイターを呼んだ。
「ええと……コースセットの通常サイズが3つと控えめサイズがひとつ。」
「かしこまりました。」
香奈は季節のサラダ、ミネストローネ、クリームパスタ、ミラノ風カツレツ
風花は温野菜サラダ、ストラッチャテッラ(コンソメ)、イカスミパスタ、サーモンのソテーレモンソース。
和己は風花に準じ、パスタだけキノコのリゾットに変更。
優花は香奈に準じ、前菜をねぎグラタンとした。

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