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ショタなペット【第一部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第一部】 46

「そう。」
「あ、優花さんパン貰ってもいいですか?」
和己は優花の表情を読み取ってあえて話しかけた。
「取ってあげる。何が良い?」
「ええと……コッペパンを取ってください。」
「はい、これね。」
さらに風花にも
「風花さん、ホワイトクリームを取ってくださいますか?」
と話しかけた。和己は風花が特に厳しく、嫉妬深いと感じていたのだ。
「良いわよ。はい。」
風花は笑顔で応えた。
料理を食べ終わると皿が下げられ今度はコンポート(果物が盛られた足つきの皿)が出てきた。
「風花、先に取って良いわよ。」
「じゃあ……モモにするわ。ママはどれにする?」
「イチジクかしら?」
「私は洋ナシにするわ。和己君は?」
「ええと……簡単そうなものが良いです。」
「大丈夫よ。剥いてくれるから。」
「じゃあ…モモにします。」
フルーツを食べ終え、コーヒーも飲み終えると、
「じゃあそろそろ行きましょう。」
と言い、香奈が会計を済ませた。
「じゃあ、ボーリングでも行こうかしら。」
ホテルを出ると香奈は優花と風花と和己にボーリング場へ行こうと勧める。
「ママ、カラオケにしよう。優花も和己君も良いよね。」
ボーリングを勧める香奈に風花はカラオケと言い出して優花と和己に強引に切りだす。
「う…あ…えと……」
答えに詰まる和己。
「時間はたっぷりあるんだし、両方行けば良いんじゃない?」
「そうね。」
「優花、流石私の妹ね。」
優花の提案に全員が賛成した。
「じゃあ行きましょうか。」
香奈は待たせていたリムジンに乗り込んだ。
バタン、バタン
風花と優花、和己も乗り込む。
「じゃあ出して。」
「かしこまりました。」
「ええと……そこ左ね。それから……」
香奈は的確に指示を出していく。

「あ、止めて。」
キッ
「ここからは歩いていくから。正午になったらまたここに来るわ。」
「はい。」
流石にボーリング場にリムジンで乗り込むのはまずいと考えたのだ。

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