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ショタなペット【第一部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第一部】 42

「教えてあげない。」
優花は面白そうに言った。
「そうですか……」
「ちょっと怖いのかしら?」
という風花の問いに
「…はい…」
まだ風花への恐怖がある和己は俯きなが応えた。優花は
「大丈夫よ。死ぬようなことはしないから。」
と和己を安心させた。香奈は
「もうデザート出して良いかしら?」
と和己の緊張をほぐすように言った。
「は、はい……」
和己がそう言ったので香奈は抹茶ムースを出した。
「これはね、優花が和己君に食べさせたいって言って一生懸命作ったのよ。」
「え…優花さん、あ…ありがとうございます……」
「そんな、お礼なんて良いわよ。」
優花は赤面しながらそう言い、
「それより食べてみてよ。」
と続けた。
「はい…あ、すごく美味しいです。」
「そう。和己君が甘いもの好きで良かったわ。」
優花は甘党なのだ。
夕食の片付けが終わると和己は優花に連れられて部屋に戻った。
「明日が楽しみね。」
「行き先って教えてもらえないんですか?」
「ごめんね。明日になって和己君を驚かせたいの。」
「そうですか……」
「そんなに残念そうな顔しないで。」
「…はい。」
和己が頷くのを見ると優花は
「明日はあの服を着てね。じゃあまた寝る時に来るわ。楽にしててね。」
と言い残し部屋を出て行った。
バタン!
「ふふふ、和己くん。明日はいっぱい可愛がって上げるからね。」
部屋を出て優花は明日、どうやって和己を可愛がるか考えていた。

「ふふふ……和己君どんな顔するかしら?」
優花はとにかく楽しみで仕方なく、落ち着いていられなかった。
「う〜ん……あぁ…如何しよう…」
一人で優花はうろうろとせわしなく動き回った。
「もうっ。和己君がこんなに可愛いからいけないんだぞっ。」
少女らしくはにかみ、顔を赤らめ、一人ではしゃいでいた。
「あ、こんな事してる場合じゃないわ。」
優花は和己の部屋に向い
「入るわよ」
と戸を開いた。

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