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ショタなペット【第一部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第一部】 41

ガチャ
「お風呂に行くわよ。」
和己の部屋に風花がやってきた。疲れてベッドでまどろんでいた和己は驚いて跳ね起きた。
「すみません!」
「良いのよ。ここは和己君の好きに使ってね。」
「はい。」
「あ、着替えは優花が後でここへ持って来るって言ってたから、タンスにあるやつ持ってきてね。」
この部屋には和己専用のタンスまで置かれているのだ。
「コラ、動かないの。」
「うぅ…はい……」
風花は明らかに性的な意味合いを込めて和己の体を洗った。
「風花さん……もう…出ちゃいます……」
「じゃあシャンプー流した後は触らないであげる。」
「…はい…ありがとうございます。」
和己はギリギリのところで射精をせずに済んだ。
「あの…僕…出ます。」
和己が言うと、香奈は
「風花に苛められなかった?」
と言いながら脱衣所を出て行った。和己は体を拭き肌着だけつけると、香奈とともに部屋に向かった。着替えは部屋ですればいいと考えたのだ。
ガチャ
和己を部屋まで送ると香奈は
「5分経ったらまた来るからね。」
と言い部屋を出た。
「はい。」
和己は素直にそう言い、ベッドに腰掛け香奈を待った。
5分後
ガチャ
「着替えた?」
「はい。香奈さん、着替えました。」
「そう。じゃあご飯にしましょう。」
「はい。」
和己は香奈に連れられて食卓へ向かった。
「あ、和己君。」
と用意をしていた優花が振り返り言った。そして続けて
「今日はね、お姉ちゃんと私で作ったからね。」
と言う。
「如何かしら?」
と言う風花の問いに
「す…凄いです。」
と和己は素直に答えた。
ミネストローネ、茹で野菜(人参、グリーンアスパラ、レタス)の青じそドレッシング添え、舌ヒラメのムニエル、仔牛のグリルにオリーブのタペネードソース添え。
風花や優花にとっては当たり前だが、和己は驚くべき高級感のあるディナーに言葉を奪われた。
「はい。座ってね。」
香奈は和己を座らせるとコッペパンを和己の皿に乗せた。
「たくさん食べてね。」
「……はい…。いただきます。」
和己は、自分の境遇を忘れ、夢中で夕食を食べた。
(もしかしたら僕って…幸せなのかも……)
そんな気持ちが和己の心を掠めた。
「美味しい……」
サラダ、スープ、魚料理も食べ終え、和己が仔牛のグリルを食べ始めた頃優花が、
「ねえ和己君、明日は皆で出掛けない?」
と提案した。
「良いわね。風花は?」
「賛成!和己君も良いわよね?」
「…は、はい…何処へ行くんですか?」

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