ショタなペット【第一部】 33
「さて、こんなものかしら?」
「そうですね。じゃあ盛り付けますね。」
「じゃあそれは優花に任せるわ。」
「はい。」
「それにしても優花、ちょっと多くない?」
「そんな事ないですよ。」
「そう?…まあ良いけど。」
絵美はそう言い先に席についた。
「如何ですか?綺麗に盛れました。」
「そうね。上手上手。」
「じゃあいただきましょう。」
「そうね。」
二人はナイフとフォークを取り食事を始めた。
「うん。美味しい。」
「わ、絵美姉さま!本当ですか?嬉し〜い。」
大はしゃぎの優花に絵美は
「優花がそんな表情するのは初めてね。」
と言った。
「あ……ええと……」
優花は赤面してしまった。
「もう、そんな顔しないの。可愛かったわよ。」
「……絵美姉さま……」
「ふふふ。昔はよくそんな真っ赤な顔してたわね。」
「はい?」
「あら、忘れちゃったの?」
「………」
「まあ無理もないわね。もう2〜3年も前の話だから。」
「私がまだ中学生のころですか?」
「そうよ。あの頃よくあの地下室で……」
「ああぁ〜わかりました。その先は言わないでください!」
「あらあら……」
優花は昔、絵美とレズプレイをしたことがあったのだ。それも一度ではなかった。
「あれがきっかけかもね。」
「きっかけ……ですか?」
「可愛いセックス相手のペットが欲しくなっちゃったのは。」
「私も…そうかも知れません。私も……絵美姉さまとしてから……ショタな男の子が好きになったような気がします。」
「ふふふ。」
「絵美姉さま……」
「何?」
「今でも…私の事…ああやって…愛してくれますか?」
「さあ、どうかしらね?」
絵美は優花の言葉を軽くかわした。
さて、時間を少し遡る。
クッキーと紅茶を出された和己だが、優花と絵美が地下室に降りた頃、メイドの河原は所用のため下がっていた。そこへ
ピンポーン
愛梨、沙紀、芽衣、美奈、真衣、涼子の6人が訪ねてきた。もちろん絵美が飼っている新しいペットを苛めてやろうとしていたのだ。
「あれ?鍵が開いてるよ?」
愛梨が言った。そして沙紀が
「居るみたい。靴があるし。」
と言った。この時絵美は優花と共に地下室に居たため、玄関のチャイムが聞こえなかったのだ。