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ショタなペット【第一部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第一部】 30

「さあ、食べちゃってね。」
トースト、トマト2切れ、茹でタマゴ1個、ポタージュスープ、コーヒーといった洋風の朝食だ。美雪も同席したが、美雪は一言も声を発しなかった。
「ご馳走様。」
美雪は食べ終わるとそれだけ言った。
「じゃあお部屋に行きましょう。」
風花はそう言い美雪を促した。
「和己君、もう食べないの?」
「あ、はい。ご馳走様でした。」
「じゃあ出かける準備して。って言っても歯を磨いたりするだけね。」
「何処に行くんですか?」
その問いに返ってきたものは和己を驚愕させた。
「絵美姉さまの家よ。」
「えっ・・・そっその。」
優花が絵美の家に行くと聞いた途端に脅え出す和己。
「和己くん」
「優花さん、あそこだけ止めて下さい。何でもしますから、絵美さんの家だけは勘弁して下さい。」
脅える和己に話しかけるが、和己は優花が言う前に絵美の所だけは勘弁してくれと懇願し続ける。
絵美から受けた仕打ちに和己はまだ、恐れていた。

「我儘はだめ。絵美姉様が手を出さない様に保証するから来なさい。返事は!!!」
「は…はい。」
駄々をこねる和己に優花は絵美から守ると言うが、言葉はかなり厳しい口調であった。和己は絵美の怖さを感じ俯いてハイと言う。
「うん、良い子ね。」
優花は笑顔になり和己の頭を撫でた。基本的に優花は和己に対して優しいのだ。
「じゃあこの服を着て。」
優花は用意してあった服に着替えるよう言うと自分の身だしなみを整えるために自室へ戻った。
「はぁ。本当に大丈夫かな?」
和己はため息をつきながらも、優花に用意された服に着替えることにした。
「ん?これも全部なのかな?」
なんと靴下はもちろん下着や肌着まで用意されていた。
「ここまでしなくても…でも『これに着替えて』って言われたからな……。あ、何か入ってる。」
和己は一枚の紙を見つけた。それには『洗濯するから全部着替えてね。』とあった。
「そっか。そこまで考えてくれたんだ。」
普段は入浴前に服を着替えていたが、昨晩は美雪との交わりで下着を替えていなかったことを和己は思い出した。
「和己君、着替えた?出かけるわよ。」

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