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ショタなペット【第一部】
官能リレー小説 - ショタ

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ショタなペット【第一部】 26

ガチャン
扉が開き優花が入ってきた。
「和己く〜ん、朝ご飯だよ〜。ってお姉ちゃん!何やってるの?」
「この子がお母さんの夢を見てたみたいだから、忘れさせてあげようと思って。」
「お姉ちゃん!こんな酷いことしないで!」
優花の剣幕に風花は
「はいはい。」
と言って地下室を出て行った。
「和己君、大丈夫。」
和己は優花に抱きつき震えながら
「助かりました。」
と言った。
優花は和己を抱くようにして言った。
「大丈夫だからね。」
「優花さん……」
「震えなくて大丈夫。」
優花は和己に優しく言い続けた。
「大丈夫だから、ね?」
「は…い…」
「泣かないの。」
「ごめんなさい……」
「う〜ん…ねえ、和己君のママにあわせてあげようか?」
「え?」
「ちょっと相談してみるから。」
「…ありがとうございます。」
「あ、まだ約束はできないわよ。」
「はい。」
「それに、きっとお姉ちゃんなんかは怒るわね。」
「そうですか……香奈さんは…如何でしょう?」
「さぁ…なんていうかな?」
「あの…何か交換条件を出せば…」
「そうね。それは避けられないわ。」
「そうですね…あ、すみません。」
和己は未だ優花の服を握り締めていたことに気付き、慌てて手を引っ込めた。
「良いのよ。私にくっ付いてても私は怒らないわ。」
「はい…すみません。」
「謝らなくて良いわよ。」
「…はい…」
「全く、せっかく慣れてきたのに…お姉ちゃんのせいでまた恐怖を植えつけられちゃったわね。」
「あ…あの…」
「大丈夫よ。ママと私は和己君に優しくしてあげるから。」
優花は和己を抱き締めた。
「ありがとうございます。」
和己が優花の胸の中で言うと
「大丈夫よ。怖くなったら私が慰めてあげる。だからこっち向いて。」
「……はい?」
「ちゅっ。」
顔を上げた和己に優花はキスをした。
「これでもう怖くないでしょ?」
「はい。」
和己がはっきり応えたのを見て優花は
「うん。良い子ね。じゃあ服を着て食卓に来てね。」
と言い、和己の部屋を出た。

「『ママに会いたい』か……そうよね……」
優花から和己の言葉を聞かされた香奈は呟いた。
「私はいやよ。ただで会わせるのには反対。」
「お姉ちゃんは何で反対するの?」
「余計に帰りたくなっちゃうじゃない。」
「それはそうだけど……」
「だからそう思えないように和己君と和己君のママにセックスさせたら如何?」
「ちょっと風花、それはやりすぎよ。」
「って言うかお姉ちゃんいきなりすぎ。」
「そのくらいしないと会わせたくないって事。」
「う〜ん……」

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