PiPi's World 投稿小説

ショタなペット【第一部】
官能リレー小説 - ショタ

の最初へ
 9
 11
の最後へ

ショタなペット【第一部】 11

チュッ!!チュッ!!
そして、優花のキスは濃厚で情熱的な物であった。
キスされた和己は、ペットになるなら残酷で冷たい絵美より優しい優花の方が良いと考えた。
ちゅぱ〜ん
キスを堪能した優花は一旦和己から唇を離す。
「あっ…あの優花さんお願いがあります。」
「なぁに?和己君。」
意を決した和己は優花に相談する。
「何でもしますから、優花さんのペットなら成りたいんですが……ダメですか?
優花さんは虐めないし優しいから優花さんのペットに成りたいです。」
「えぇっ?」
優花は驚いた。
「私の名前よく覚えてたわ。『優花さん』かぁ……」
和己はそこに突っ込むのかと思いつつも
「生徒手帳がそこに……」
と言った。制服のポケットから落ちた生徒手帳には「百合宮優花」と名前が書いてあったのだ。
「そっか。でも私のペットにできるかな?」
優花は少し困った様な言い方をした。無理もない。全ては絵美が取り仕切っている上、まだ9人が和己を苛めようと順番待ちをしているのだ。
「それは私としては嬉しいけど……」
「ダメですか?」
「どうやって残りの子を説得しようか?」
「ええと……」
「きっと皆『味見』をしに来ると思うわよ。」
「……」
「あ、良い方法があるわ。私達が入ってきてからまだ10分も経ってないわ。だから他の子も10分できればいいんじゃない?それで90分。それまで堪えられたら和己君がもう一回私のペットになりたいって宣言するの。どうかしら?」
「90分…堪えれば…」
「絶対とは言えないけど、やってみない?」
「…はい…」
和己は絵美への恐怖から優花の提案を呑んだ。
「それと、私と和己君がキスしたことは秘密よ。」
「僕…初めてだったのに……」
「そうだったんだ。ふふっ。」
優花はそう言い、続けて
「他の子入れるわよ。」
と言った。
「はい…」
和己が応えると優花は重厚な扉を開けた。
ガチャ ギィィィ
「次は誰がやりますか?」
「優花ちゃんは終わったの?」
絵美の従姉妹で家が絵美の家に匹敵する富豪の令嬢という立場を利用して優花は
「10分交代です。私が時間を計ります。」
と言った。
「優花ちゃんが言うならしょうがないわね。」
残念そうに言ったのは高校2年生の沙紀である。
「沙紀さん、やってみますか?」
「ええ、良いかしら?」
後ろを振り返ったが沙紀を止める者はなかったので、沙紀は優花と共に地下室に向かった。

SNSでこの小説を紹介

ショタの他のリレー小説

こちらから小説を探す