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マンガ家理恵先生とアシの晋一くん
官能リレー小説 - 年下

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マンガ家理恵先生とアシの晋一くん 55

素早く出し入れされたかと思うと、急にスローペースになったり。
指だけで翻弄されている、先ほどと逆転された体勢に少しの悔しさと喜びを感じた。

「あっ、あぁ……ゃん、ぁあ!」

意識が体に従順になる。
腰は勝手に動き、両足ははしたなく開かれている。
しっかり晋一の指をくわえ込み、そこからの刺激に狂っていく。

しかし、指ではものたりない。
理恵は既に晋一を欲していた。


溶けてしまいそうな頭のまま、晋一を見つめる。
視線に気づいた晋一は指を抜く。
体からいなくなった感覚に空しさを感じるが、これからもっとすごいのがくる、と思うと体が震える。

「先生、いいですか?」
「うん……」

ルームランプの下からコンドームを取り、素早く身に付ける。
太ももを大きく開かれると、手を添えられたそれが近づく気配がする。
理恵は瞳を閉じてその瞬間に集中する。

ぴちゃ、と音がして鈍い音が体に響く。

「ぅ……ぁああっ!」


理恵が鳴いても晋一は止まらず一気に奥を目指す。
ゆっくり壁を押し広げながらそれは進んでいく。
コツンと奥に触れると、首筋に息がかかる。
声にならない色っぽい声が漏れた。

「おっきい……」

思わず理恵の口から溢れた。

「いや、キツいですよ……」

目を合わせると、ふっと笑いが零れる。
そのまま口づけを交わし、優しく抱き合う。

舌を絡ませながら晋一が腰を引く。
強い刺激を残して彼がいなくなる。
それを本能が食い止めるように、ぎゅっと縮小して逃さないとする。


「っく……」

キスの間から苦しそうな声が漏れる。

「晋一く……苦しい?」

すれすれまで引きぬかれたそれが一気に奥へ押し進められる。
もう声を隠さない理恵はその快感に天を仰ぐ。

「あぁあっ!や、あぁ!」

白い首筋をぺろりと舐め上げ、晋一は腰を引く。

「苦しくないですよ……」

そう言ったきり、腰を大きく動かし始める。
ズンズン奥を突かれる感覚に理恵の頭の中が吹き飛ぶ。


「あっ、あっ、あぁあ、や!」

腰を浮かせ、足を広げている事にはもう気づかない。
晋一にしがみつき打ち寄せる快楽に身を任せるだけだった。

「あぁんっ、ぅ、あぁっ」

角度を変え、速度を変え、理恵の中をかき回す。
上手く回らない頭の代わりに、体が晋一に答え締めつける。

「ああ、ぁ、ぁあ、んはっ」
「せんせ、……はっ」

締めつけがまして、腰の動きが単純になる。
二人とも限界が近い事を悟った。

「先生……イクって、言って」


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