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マンガ家理恵先生とアシの晋一くん
官能リレー小説 - 年下

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マンガ家理恵先生とアシの晋一くん 53


じゅぷじゅぷと水音が響く。

スピードをあげ摩擦を強くし、晋一を高みへと導く。

「ぅっ……はっ……」

低いうめき声にも限界の色が濃くなる。
腰がかくかくと揺れ、射精が近い事を教えてくれた。

理恵は待ってましたとばかりに、それから口を離す。

「……あっ、先生?」

快感が途切れた晋一は不思議そうに理恵を伺う。

「イキそうだった?」

逞しくそそり立つそれを手で扱きながら上目遣いに問う。
その目は子供のように澄んでいて、行為とのギャップに晋一の心臓が高鳴る。

「はい……」


「イキたい?」

「……はい」

「そう」

舌を硬く尖らせ、すーっと下から舐め上げる。
晋一から言葉にならない吐息が漏れた。
しかし理恵は続きをしようとはせず、微笑んで手を動かす。

「先生、お願いします……もう……」

もどかしくて頭がクラクラする。
早く達してしまいたい。

「じゃあイカせてくださいってお願いして」

「そんな……」


「ねえ、お願いして」

二人の心拍数は同じくらいに跳ね上がっていた。
言葉の次には強い刺激がくる事を知っているから。

「ねえ……」

「イカせて……ください」

うつむき恥じらいながらおねだりする彼を見て、理恵の奥が疼く。
ニヤリ、と嬉しそうに顔を歪め、頭を下げた。

舌と唇で晋一を包み込み、追いつめる。
理恵の中は熱く、すぐに欲情が彼を駆り立てる。

頬の筋肉をすぼませ口全体で締めつけた。

「っく……」


喉を押し上げる先端が震えて、大きくなる。
もうすぐ晋一がイク。
感じさせているのは自分なのに、頭上から聞こえる荒い息に感じてしまう。
理恵は無我夢中で舌を、唇を、頭を動かした。

「っ!!うっ、ぁっ、出るっ……!」

上り詰めた晋一は、理恵の中に白い液を吐き出した。





注ぎ込まれた精をすべて飲み込んで顔を上げると、晋一が息を上げベッドに埋もれていた。
肩の両脇に手をおいて、馬乗りになりながら顔を覗き込む。

「よくできました」

「なにが、ですか……?」

「おねだり」

楽しそうに笑ってみせる。
晋一は疲れたように目を閉じ、息を整えた。
そんな彼の頬に軽いキスをし、体を重ねる。
しっとりと濡れた体は確かに感じてくれた証拠だと思った。


「晋一くんのおねだり可愛かったなぁ」

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