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ありのままに生きたくて
官能リレー小説 - 純愛

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ありのままに生きたくて 21

そんな少年みたいな隆太さんの言葉に気をよくして、一緒に2階の自分の部屋に戻る。
綾香さんをしばらく放置してたのは申し訳ないけど、まあ隆太さんが一緒にいれば――

「綾香さー………おおっと」
「あー、こうなっちゃいましたか」

絨毯の上にゴロンと寝転がり、スヤスヤと寝息を立てる綾香さんの姿があったのでした。

「なんだぁ寝っちゃてる…(笑」
頬に涙の跡、結構泣いたに違いない…

「こうなっちゃうと、もう朝まで起きませんよ…」
流石隆太さん、綾香さんのことは何でも分かっているのね…

「それならベッドの上に移動してあげなくちゃだは…隆太さん力貸してくれる?」
こうなったら2人で持ち上げるしかない…

「ああ僕1人で大丈夫ですよ…一応男なんで…」
綾香さんを抱き抱える隆太さん…その拍子に腰に巻いていたタオルが、私の目の前でヒラリと落ちる…

わお

引き締まったお尻と、ブラーんと垂れ下がる男のシンボル。
臨戦態勢、とはいってはないけど、これ相当のサイズはあるよね?
見ちゃいけないのに言葉も失い黙って見てしまう。

隆太さんは綾香さんを軽々持ち上げベッドに寝かせた。

「どうしました藍さん…あっ」
「いえっ!……まあ、いいモノ見せてもらいましたわ」

慌てて背を向けた。意味深すぎるな。

頭隠して尻隠さずと言ったところか…
丸々と晒された隆太さんのお尻をマジマジと見てしまう。
脂肪の全くないお尻はキュッと引き締まっていて、なかなか魅力的。
男の小振のお尻に惹かれる女は多いって言うけど、かくゆう私もその1人なのだと思い知らされる…

「気にしないで大丈夫ですよ…さっきも優くんの見たばっかりですから…」
まぁ優くんと一緒にしたら失礼かしら?

「ハハハ、優とじゃ全然違うでしょう」
隆太さん、豪快に笑ったつもりだが顔はすごく照れている。可愛い。
「そんなことはありませんよ」
「恥ずかしいものを見せてしまいましたね、ちょっと服着てきますね」

隆太さんは部屋から出て行った。
綾香さんはスゥスゥ可愛らしく寝息を立てている。なかなか起きなさそうだ。

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