PiPi's World 投稿小説

お嬢様と@ウィーン旅行
官能リレー小説 - 純愛

の最初へ
 0
 2
の最後へ

お嬢様と@ウィーン旅行 2

シュヴェッヒャート空港からタクシーに乗る。
「Wochin möchten Sie(どちらまで)?」
「Sacher Wien bitte(ザッハーウィーンお願い).」
「Was(何)?」
「・・・・・・Karlsplatz bitte(カールスプラッツお願いします).」
「Ja.」
「大丈夫なの?」
「ええ。カールスプラッツの駅からすぐですから。」
「そう。」
「とりあえずホテルに荷物置きましょうか。」
「そうね。」
先ずはホテルに着いた。
「誰の名前で予約したんですか?」
「さあ・・・・・・パパにやってもらったから。」
「Wie haben eine Reservierung(私達は予約してあります).」
「Kann Ich bitte Ihren namen haben(お名前宜しいですか)?」
「お嬢様『Mein Name ist Yui omi』って言ってみてください。『近江優衣です』という意味ですから。」
「マイン ナーメ イスト ユイ オーミ。」
「Ja Ja.」
「通じたわ〜。でも無茶振りよ〜。」
「通じたからよかったじゃないですか。」
宿泊カードの記入は僕がし、お嬢様と部屋に入った。
「何でダブルベッドなんですか?」
「いいじゃない。一緒に寝よ。」
「・・・・・・はい。そうさせていただきます。」
「ねえ。ちょっと出掛けない?」
「そうですね。せっかくですし。Mozartって言うカフェに行きませんか?」
「良いわね。よく予習してて偉いわ。」
「あ、お嬢様、ピンヒールはお止しになった方が良いですよ。」
「そうなの?」
「石畳に引っ掛けますから。」
「ありがと。」
カールスプラッツで72時間有効フリーパス(12ユーロ)を購入し、カフェに向かった。
「Haben Sie einen tisch für zwei(二人ですが席はありますか)?」
「Ja bitte(はいどうぞ).」
「いいみたいですよ。」
「何がいいかしら?」
「モーツァルトトルテが食べてみたいですが・・・・・・お嬢様に合わせますよ。」
「私もそれでいいわ。」
「コーヒーは如何されますか?」
「同じのでいいわ。」
「Zwei stücke Mozart Torte und zwei Melange bitte.(モーツァルトトルテ二つとメランジェ二つください)」
注ドイツ語表記について
uの上に¨(ウムラルト)が付くのがü
oの上に¨(ウムラルト)が付くのがö
aの上に¨(ウムラルト)が付くのがä
とそれぞれ表記されています。

SNSでこの小説を紹介

純愛の他のリレー小説

こちらから小説を探す