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謎の宝箱
官能リレー小説 - その他

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謎の宝箱 2

薄靄のかかった意識の中、トムはいつの間にか女の尻に向かって腰を振っていた。濃褐色の肌に包まれた尻は、むっちりとした筋肉の上に脂身がたっぷりと纏わりつきまん丸でぷっくりと育っている。しゃぶりつきたくなる下半身のつけ根ではキュッと腰が引き締まり、ガッシリと掴めばハンドルみたいにフィットして腰振りを助けてくれる。その上にはぶるんぶるんと暴れる乳房が目を引き、突き出た尖塔みたいな張りに満ちた巨乳は成熟しつつも若さが感じられ鷲掴みたくなる。
くしゃっとしたウェーブのかかった黒髪は肩まで覆い隠し、後ろからでは顔が見えなかったが甘く蕩けながら腹に響く低めで妖艶な嬌声が女の魅力をトムに伝えてきた。彼のペニスを飲み込むヴァギナは頬張るように拡がって黒く茂った陰毛の奥で赤く充血した肉が覗いている。入り口はしゃぶりつき吸いつくようにキツく絞まり、その向こう側は舌が絡みつくみたいな襞がねっとりとまとわりついて扱いてくる。最奥の子宮口の手前では粒々した肉豆がカリ首や亀頭を磨き、トムの精液を飲み込もうと甘えすがってきた。
まるで現実に女体そのものとセックスしているかのような感覚に、トムは溺れていた。快楽のままに欲望をぶつけ、絶頂へと上り詰めていく。そして…。
「あぁ…!」
どぴゅっ!最後の一突きとともに、トムは果てた。

ドクッドクンと射精するたびに白濁液は女の子宮口の奥に飲み込まれ、絶頂した肉襞が扱きあげるように蠢き先っぽにキツく吸いついてくる。だが一方で腰周りにネットリとした生温かい不快感も広がり、トムの意識が靄に包まれかけていく。だんだんと体が浮上するような、意識がハッキリとしてくるような間際。急に振り返った女のプックラとした唇にキスされ、たっぷりと舌を絡み合わさせられた。唾液の糸が2人を繋いだ時、トムが最後に見たのは黒い目隠しをした女の微笑みだった。
朝日が目に眩しい中、トムは下半身をさらけ出してベッドの上で目覚めた。カピカピの精液が胸元まで残る一方、半起ちのペニスの周りに新鮮な白濁液が纏わりついている。いい歳してオナニーしながら寝落ちしたあげく、そのまま夢精までしたのかと自己嫌悪しているトム。だが頭の片隅では愛しく気持ちいい極上の美女の陰がチラリと瞬いていた。昨日から収まらないムラムラした情動のままに硬くなるペニスを見下ろしつつ、今までのように漫然と冒険を続けられないようにトムには思えていた。
そんなトムの予感は、すぐに的中することになる。
あれから数日後のこと。
トムはいつも通り、ダンジョンへ潜っていった。
いつもなら慎重にモンスターとの遭遇を避けて進んでいくのだが、今日の彼は違っていた。いつも以上に周囲を警戒しつつ、手早く倒せると判断した相手を見つけては積極的に倒しにいく。いつもは使わない魔法も使っていき、時には様々なポーションも使う。普段の彼からは考えられないほどに無茶な戦い方をしていた。
そうして戦闘をこなしているうちに、トムの体は熱を持ち始め息も荒くなってきた。
全身から汗が吹き出し、顔は上気し紅潮していく。
下半身に目を向ければ、ズボンを押し上げテントを張っている。その膨らみはどんどんと大きさを増していき、ついに布を押し破らんばかりに怒張していた。
やがて、我慢の限界が訪れた。
「うぅ…」
突然の衝動に駆られたトムは、近くの岩陰に隠れるとベルトを緩めて下着ごとズボンを膝下までずり下げる。そして勢いよく飛び出したペニスを手で握り込んだ。
シュッシュッと上下にしごいてみると、痺れるような快感が背筋を走る。先端から透明な粘液が勢いよく溢れだし、ぬちゃっという音が聞こえてきた。

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