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フラれた者同士
官能リレー小説 - その他

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フラれた者同士 4

夢のような時間はあっという間に終わりいつの間にか朝になっていた。
「もっと、セックスの練習をした方がいいわ。あと、三人の女性とセックスしたら結婚してあげる。」
「え?」
梨沙さんは裸のまま立ち上がり机の上に置いてあった写真を持ってきた。
「まずはこの子に会いに行きなさい。私の友達よ。」
僕は写真を受け取った。
「それと、私の部屋の合い鍵も渡しておくね。」

僕は呆気に取られながらも鍵を受け取ったのだ。


そして最初に僕が向かったのは病院だった。
休診日と書かれたクリニックだったが、行くと女医さんが入れてくれた。
彼女に診察室に導かれ色々検査された。

「健康は全く問題無いけど、男の子にしては華奢かな」

そう診察終わりに言った女医が梨紗さんの親友の田崎悠華先生。
僕は梨紗さんから聞いた事を言ってみると大笑いされた。

「冗談に決まってるじゃない!・・・君が余りに世間知らずだから揶揄われたのよ」

それを聞いてホッとした。
本命以外の他の人とセックスするとか、僕はいいとは思わない。
それに幼馴染みの事もあって余計そう思っていた。

「梨紗さんってどんな人なんですか?」
「複数の会社を経営してるやり手よ・・・ただ彼氏とは合わないと思ってたから別れたのは正解ね」

やっぱり・・・
お金持ちっぽいし、仕事できる感じはした。

「梨紗はセックス強いから、体力的に辛くなったら相談に来なさいな」

そう微笑む悠華さん。
梨紗さんとの一晩中のセックスは大変だったから、また相談するかもしれない。

そして、クリニックの前では梨紗さんが迎えに来てくれていた。
車は真っ赤な高級スポーツカーだ。

「揶揄ってごめんね・・・お詫びにドライブでも行きましょ」

今日は休日で僕は暇だ。
特に昨日、幼馴染みとあんな事があったから、週末の予定なんか何も無い。
しかし、梨紗さんは昨晩あんなに激しかったのに、そんなのが嘘のように元気だった。

僕は助手席、梨紗さんが運転する。
免許は持っているが、こんな高級車で車高の低いスポーツカーなんて運転するのは怖い。

「彼女とは長かったの?」
「はい、幼馴染みなんで」
「そう・・・アイツ、私が従順じゃないから、従順そうな年下を狙ったのよね・・・」

苦笑気味にそう言う梨紗さん。
彼女も僕同様被害者だった。
でもまだ引きずっている僕とは違って、割り切っている感じがした。

しばらく車を走らせてると海が見えてきた。
梨沙さんが来てる服はミニスカでへそ丸出しの服だ。
「私、普段から下着を着ないようにしてるのよ。」
「ええ!!今は夏だけど冬は寒くないですか?」
車を駐車場にとめてミニスカートをめくり上げるとほんとにパンツをはいてなかった。
「平気よ。無い方がむしろ気持ちいいから。それに、私の仕事は性犯罪特別囮捜査官よ。誰にも言わないでね」


冗談めかした顔でそう言ってくる梨紗さん。
勿論、悠華先生が梨紗さんは会社経営者と言ってたから冗談なのだろう。
それに、この格好じゃ取り締まる方じゃ無くて取り締まられる方だ。

「誰にも言わないじゃなくて言えないでしょ・・・それにこれじゃあ取り締られる方です」
「ふふ、その割に気に入ってくれてるみたいね」

僕の股間を撫でてくる梨紗さん。
格好と言い行動と言い痴女そのものだ。
でも、その痴女で爆乳で綺麗なお姉さんに凄く興奮して僕の股間はガチガチに勃起していた。
何故だか分からないけど、物凄く梨紗さんに惹かれていく感じがあった。

「ここでヤッちゃう?」
「えっ・・・外ですよ?!」

誰もいないし道路からも見えない位置とは言え野外・・・
梨紗さん、余りに奔放過ぎるだろと思いながらも、僕の股間は逆に興奮していっていた。

「智樹くんの幼馴染みのあの子もね・・・アイツと野外でお盛んだったのよ」

耳元で囁いてくる言葉にドキリとする。
密かに僕を裏切っていた彼女も、あのイケメンと・・・
その言葉に更に興奮してる自分がいた。

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