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雄大なる雫
官能リレー小説 - その他

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雄大なる雫 2

割れ目からトロトロと蜜を垂らす様子に笑みを浮かべると、指で肉貝を押し開き舌を挿し込んだ。
少女が未知の刺激にのけ反る下で、女の舌は優しく肉洞のヒダを舐め溢れる蜜をすすっている。
 お兄ちゃんお姉ちゃんの気持ち良さそうな様子を見ると、周りで見ていた少年少女たちも自分たちでマネを始めだした。
ある少女は本能のままに乳首を摘まみだし、反対の指で未熟な割れ目をクチャクチャ撫でている。
隣では少年少女が互いの股に手を伸ばすと、それぞれの肉槍と肉貝をおそるおそる刺激し合っていた。
別の少年は少女の口に自分のモノを預けると、楽しそうな少女にしゃぶられるままに腰を揺らしている。

 年若い少年少女たちが本能ままに性に覚醒している姿に、青臭い体液に顔を濡らした女は妖艶に笑った。
 成人を迎えれば、最も狩りで貢献した男が翌日に種付け役として胎の空いた女を抱く。
逞しく強靭な戦士の種が、雄大な雫を生むと信じられているためだ。
一方の女は、その胎に種を受けて子を宿し雄大なる生命の雫を生み出しながら暮らす。
なのでこの行為は本来の目的から外れていると言えた。
未成熟の彼等の種は、ただでさえ人数の少ない一族の衰退を招くという考えになるはずである。

とにかく予期せぬ妊娠を引き起こしかねないイレギュラーなのだが、どの少年も未だに射精出来ていなかった。どういうわけか脈打つだけで何も出ないのだ。
かろうじて青臭い先走りが滴るだけで、種を吐き出す気配は微塵も無かった。
それは何代も重ねてきた、雄大なる雫と共に生きる彼らの体質かも知れない。
成人を迎えれば交わり合うために生きるようになるために、未熟な頃から性への興味が育っていく。
一方で無駄に孕まぬために、幼いうちは決して絶頂することが出来ず種も交わらないのだった。

えんえんと快楽に溺れた少年少女たちが疲れはて、ついには絶頂出来ずに仮眠してしまった頃。
肉洞から白濁を垂らした女が転がされる横で、別の女が男の肉槍を胎に突っ込まれている。
まだ幼さの残る顔立ちに似合わぬ育ちきった乳房を握られ、ジュクジュクに熟れた肉洞を割り開かれて子宮が潰される。
耐えきれずに突っ伏せば、白く豊満な尻たぶを叩きのめすように腰が打ち下ろされた。
挿入している男の名はレザという。
彼は一族の中では飛び抜けた身体能力を持ち、ここ最近は常に種付けの権利を得ていた。
優れている、というよりも周りとのレベルが違いすぎて根本的から差があると表現した方がいいくらいだ。
肉付きの良く重厚な身体をした者はいる、手足が長く素早い者もいる。
経験を積んで狩りの上手い者だっているのだが、それらに負けぬ生来のセンスの良さが男にはあったのだ。
自らの肉体がどこまで動くのか、鍛えるにはどうすれば良いのかを感じ取れる。
獲物の動きや仲間の位置を俯瞰し、最良の一撃で仕留める能力が男にはあった。
しなやかで柔軟な筋肉と丈夫な骨格は、狩りだけでなく子作りですら役だっている。

ヒダの浅い肉洞を掻き分けて、黒々とした肉槍が女の奥を耕し貫く。
自らの快楽と種付けのために、気持ち良く扱けるようにと組み敷いた肢体を作り変えていった。
ドロリと泡立った体液の滑りのまま、男は何度も子宮を叩き潰し肉ヒダを絡み付かせて擦りあげる。

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