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雄大なる雫
官能リレー小説 - その他

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雄大なる雫 1

小高い丘から見ることが出来るそれは、山肌にぽっかりと空いた洞窟だった。

 ちょうど狩りに行くところだったらしく、数人の男達が棒きれの先に石を括りつけて作った槍を手にその中から出てくる。
彼らも、それを見送る少年も、腰に獣の毛皮を巻いただけの格好だ。
暮らしている人の数はせいぜい十数人だろう。村どころか、集落と呼ぶにさえ値しない、原始人たちの暮らしがそこにはあった。
 
 洞窟の奥に少年たちが戻ると、そこでは獣のような嬌声が響き渡っていた。
むせ返りそうな性臭の中心では、ひときわ屈強な肉体を持つ男が激しく子作りに勤しんでいる。
「おっ、おぉっ、おっぉっ!」
快楽に飲み込まれたような表情の男の前では、四つん這いの女が腰を掴まれて激しく交わり合っていた。
 顔と同じくらい豊満に育った乳房を前後に揺らし、スパンスパンっと尻たぶに腰が叩きつけられる。
白濁した体液を接合部から飛び散らせ、黒々とした肉槍に女のグチュグチュに煮えたぎった肉洞が突き上げられていた。
「あっ、あぁっ!んあっ、ほおぉっ!あぁぁぁんっ!!」
 全身から滴る汗の匂いが腹の奥を熱く滾らせ、大人になりかけの少年たちの視線を鋭くさせる。
揺れる乳房の先端から白い何かがにじみ出すと、周囲に飛び散り甘い乳香を性臭に混ぜていた。
 
 未練がましく交わり合う場所に視線を残しながら、少年たちは洞窟のさらに奥へと進んでいく。
そこでは少女たちが女の周りに集まり、甲斐甲斐しく世話をしていた。
 まん丸に腹を膨らませた女の周囲では、少女たちが汗を拭いたりスープを飲ませたりしている。
少女たちの服装は、腰の他に胸にも毛皮が巻かれているくらいしか男たちと違いは無かった。
だが世話をされている女の方は、立派な獣の毛皮がまるごと腹に掛けられている。
 少年たちは食料が集められた場所に向かうと、協力して大きな瓶を運んできた。
別の少年たちの肩を借りて世話をされていた女が立ち上がると、少女たちによって胸の毛皮が外されて抱えきれないほどに張った乳房が露になる。
 木の椀に親指ほどの乳首が向けられると、別の少女によって女の乳房が絞られた。勢いよく乳輪から放射状に乳が絞り出され、みるみるうちに椀が満たされていく。
少女が別の椀に変えると、瓶の中に女の乳が貯められていった。
「……んっ……あっ」
パンパンに張った豊乳が絞られるたびに、女の口からは快楽交じりの気持ち良さそうな声が漏れる。
 辺りには甘ったるい乳香が広がり、年若い少年少女たちの本能をジクジクと刺激していた。
それは雄大なる自然から与えられた生命の雫への食欲であり、それを生み出す一連の営みに対する熱い情欲の炎の熱である。

 ようやく瓶が一杯になると、少年たちは食料置き場に戻しに行き、少女たちは寝かされた女の世話に戻った。
乳房に残った乳が拭き取られると毛皮が巻かれ、汗や肉洞から滴る体液が清められていく。
 一仕事を終えて力無く横たわる女は、逞しくも艶かしい姿で身を横たえていた。
日に焼けていない白い肌が紅く色づき、溢れる吐息は情欲に染まったように甘く匂いたつ。
少し乱れた腰の毛皮からは、チラチラと縮れた毛と開きかけた肉貝が覗き見えた。
 男たちとの交わり合いの時に、摘ままれこねくりまわされた乳首は快感に目覚めきり。乳を絞られることにさえ耐えられぬほどに、快楽を生み出す場所に開発されきっている。
女の肉洞はグチャグチャに熟し、肉槍を求めて熱く蕩けきっていた。
 その発情しきった姿にあてられた周囲の少年少女たちは、未熟な肉槍や乳首を起て肉洞を湿らせている。
その様子に気づいた女は口許を緩ませて微笑み、「他の大人たちには秘密よ」とでも言うように唇に指を当てた。

 全員が腰の毛皮を外すと、女は成人間近の少年少女を自分の左右に呼び寄せる。
女自身の淫らな体液で濡らした手を伸ばすと、少年の肉槍を摘まみ少女の肉貝の割れ目に指を這わした。
そのまま少年のモノは優しく裏筋に指を当て、掌で包み込むように揉んだり扱いたりして快楽を引き出す。
反対の手では少女の割れ目をそっと擦り、時々ビラビラの内側や肉角の周りも触っていった。
「「あっ、んっ……ふぁっ、んんぁ……」」
 触られている少年少女の口から甘い声が漏れだすと、女はまず少年の方に顔を近づける。
パクリと小さな肉槍を口に含み、ちゅうちゅうと吸ったり舌を絡めたりして優しく刺激してあげた。
少年が腰をビクビクしだすと、口を放して反対側の少女の方に顔を向ける。

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