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淫魔vs淫魔ハンター
官能リレー小説 - その他

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淫魔vs淫魔ハンター 4

智子は茶色の人狼が指し示している方向を見た。確かに黒い人狼も虚ろな目をして直立していた。
智子と茶色の人狼がやり取りしている事にすら気づいていない。
「でも、どうしてあなたがこんな姿に…?」
智子は小声で聞いた。
「その話は後回しだ。まずはここから出るぞ。お前ならできるはずだ」
茶色の人狼はそう言って智子の口から手を退けた。
「いいか、俺が合図をしたら本来の出入り口の方向と逆に向かって走るんだ。何も無い壁の方に真っ直ぐ走れ」
「でも、あなたは…?」
「俺のことは気にするな。今はただ、脱出する事だけ考えろ」
そう言われてしまい、ここは言うことを聞くしかなかった。


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