PiPi's World 投稿小説

淫魔vs淫魔ハンター
官能リレー小説 - その他

の最初へ
 1
 3
の最後へ

淫魔vs淫魔ハンター 3

しばらくすると囁いた男も同じように自分の股間をいじりだした。
競パン越しに二人の男の性器が膨張し始めたのがわかる。それはすぐに競パンからはみ出して赤黒くて太い肉棒が二本、天を仰ぐように鎌首をもたげた。
智子はその様子を呆然と見つめているしかなかった。
そして自分の下半身に熱が集まりつつあることにも気づく。
目の前で繰り広げられている異様な光景に、智子は知らず知らずのうちに反応してしまっていたのだ。
そして男達は智子の存在など全く気にせずに競パンを脱ぎ捨てて全裸になる。
赤黒い巨大な男性自身を隠すものは何も無くなった。
それはまさに凶器そのものだった。
その巨大な肉槍を智子に向かって突き出すようにして構える。
だが、彼等は突きつけただけで動きを見せない。
まるで夢遊病者のように立っているだけだ。まず動いたのは智子ではなく、主導権を握っている方の男だった。
股間を突き出してただ直立しているだけだった男が、急に一歩前に出た。まるで誰かに誘われているかのように。
「その目を見るな!」
不意に声が響いた。
「え?」
智子はその声に聞き覚えがあった。
そして声の主が、自分のすぐ後ろにいることも認識できた。
その声の主は魔物であるはずの茶色の人狼であった。その声と匂いで智子はそれが誰なのかわかった。
「あなたはまさか…」
智子がそう言いかけたとき、その人狼に後ろから口を塞がれた。
「しっ!静かに」
茶色の人狼は智子の口を塞ぎ、そして耳元で囁く。
「この空間には妖気の様な物が満ちている。彼等はそれに取り込まれてしまっているんだ。あそこの黒い人狼までもな」

SNSでこの小説を紹介

その他の他のリレー小説

こちらから小説を探す