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狩るお姉さん&狩られるお姉さん
官能リレー小説 - その他

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狩るお姉さん&狩られるお姉さん 3


―コンテストは大盛況のうちに終了する―


「はぁ、悔しいなぁ」
真唯はため息をつきながらパイナップルジュースを一気飲みする。
「大健闘じゃないの?私たち2位だよ?」
菜七子は若干拗ね気味の真唯に言う。

「モデルの双子姉妹って言ったじゃん。確かに可愛いけどさ、胸ならこっちの方が上だった。納得いかなーい!!」
「まあまあ」
コンビ部門の2位に入った賞金で、菜七子はちょっとホクホク顔だった。

「私たちの魅力を十分わかってくれる可愛いショタっ子でも探そうかな」
「好きだね、真唯」

真唯は年下の可愛い男の子が好み。
親が同伴していない少年を逆ナンしよう、と菜七子を連れ出したことが、高校生の頃から幾度かあった。

「私は先にホテルに行ってるね。プールで泳いでくる」
「そのついでにイケメンのお兄さんにナンパされて食べてもらいなさい、菜七子さん」
「…なんでよ」

女子にしては長身の菜七子だが、自分から積極的にアタックしないし、押しに弱い。
真唯はそんな菜七子の性格もよくわかっていた。

「見て、なんかオドオドしてる子がいる」
「私達、有名になっちゃったんもんね。コンテストで入賞できたし」
「二位になれたのも、観客のおかげだと思うと、ちょっとはサービスしてあげてもバチは当たらないわ」
「せっかくだから…ちょっとだけね」
「ようやく分かってきたじゃない」

真唯は菜七子が義理堅い部分もあると知っており、視線を感じていた真唯が少年に向かって歩いていくと菜七子もそれに続く。

「はい君っ、さっきから私たちのこと見てたでしょっ」
「あっ、そのっ」
「今ならいくら見てもタダだぞっ。こっちのお姉さんのセクシーな水着も見たいでしょっ」
「ちょっ、真唯っ」
あとからついてきた菜七子の腕をグイッと引いて真唯は少年ににこやかに話しかける。

2人は少年を一目のつかない場所に誘導することができた。

「お姉さんたち、近くで見るとすごいや…1位の人たちよりも、全然いい」

「例えば、どの辺が?やっぱり、おっぱいでしょ」
「ええと…」
「いいの、さっきのコンテストでスリーサイズをバラされちゃったし」
「やっぱり、彼女さんよりもすごいと思った?」
「菜七子!ごめんね〜」

なんとか内気な少年を口説いてその気にさせようとしていた真唯に対し、空気が読めない菜七子は失言する。
付き合っている相手がいれば、わざわざコンテストに出向いたりはしないのに、菜七子はそこまで読めずにいた。

「…」
「ねえ、埋め合わせさせてくれるかな?いい所で、水着の下だって見せてもいいんだけど」

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